「極悪女王」と輝きを解き放つ力
「極悪女王」と輝きを放つ力
Netflixの「極悪女王」は、80年代の日本女子プロレス界を舞台にしたドラマで、私を一気にその時代へと引き戻してくれました。
ビューティーペアのマキ上田とジャッキー佐藤の引退をかけた試合や、クラッシュギャルズが爆発的な人気を得ていく姿。
そして、ダンプ松本役が極悪女王になっていく過程には、ただの懐かしさだけでなく、深いメッセージが込められているように感じました。
当時の女子プロレスの裏側や、人気が出てくると試合の勝敗が操作されるという闇も描かれており、
やっぱりプロレスってエンタメ要素が強いコンテンツなんだなとあらためて思ったわけですが、、
ダンプ松本はもともと普通のプロレスラーでしたが、悪役に徹することでスターに上り詰め、ファンを魅了しました。
彼女の体格ややさしい性格では、なかなかスターにはなれなかった。
しかし、自らの殻を破り、悪役という新たな役割を全力で演じることで、プロレス界を支配するほどの影響力を持つようになったんですよね。
このストーリーを観ながら、「スター」という存在について考えさせられました。
「スター」っていうのは、ダンプ松本のように予定されたものではなく、予測を超えた瞬間に人は輝き始めるんだろうなと思いました。
ドラマの中で
「スターになりだすヤツっていうのは、勝手に光り出すんだ」
というセリフがあるんですが、
この言葉の背景には、成功っいうものは計画通りにつかめるものではなく、
ある瞬間に突然の閃きや力を発揮して、誰も予想しなかったような成功を手にする、そんな意味が込められていると感じたんですよね。
人が真に輝き始める瞬間は、予期せぬピンチやトラブルに巻き込まれたときです。
自分の限界を感じた瞬間や、避けられないプレッシャーの中でこそ生まれる力が存在します。
これこそが、ダンプ松本が「極悪女王」で見せた進化の姿であり、「光り出す」瞬間なのです。
自分の人生においても、そのような瞬間を経験してきました。
焼き鳥のオーダーが溜まると、プレッシャーやキョーレツなストレスの襲われます。
「あーー、もうダメだ―、苦情がきちゃうー」
借金の支払いに追われている今もそうです。
「払えるのかい、払えないのかい、どっちなんだい!?」
そんな時こそが自分の潜在能力を引き出す瞬間なのかな、と思いました。
とはいえ、普段から努力していない人にはそんな瞬間はやってこないでしょう。
準備が整った人だけが、その予期せぬ瞬間に対応し、輝き始めることができるのかなと思います。
何の努力も無しに何も得ることはできませんので。
そして、輝きを出すためには自分の殻を破る覚悟が必要です。
ダンプ松本が全力で悪役を演じ、自分の内面をさらけ出すことでファンを魅了したように、
私たちも新しい挑戦に全力で飛び込むことで、予想を超える力を発揮できると思います。
それは仕事の難しいプロジェクトかもしれませんし、個人的な挑戦かもしれません。
自分が限界だと感じた瞬間こそ、自分の持ち味を生かすことができそうですよね。
「極悪女王」を観て一番に感じたことは、スターは予定調和では生まれないということです。
ダンプ松本のように、限界を超え、自分の中の秘められた力を解放したら自分のの望んだものを手に入れることができるかもしれません。
私たちの中にも、そのような力が絶対に眠っているはず。
光り出す瞬間を迎えるために、今日も自分の殻を破って挑戦し続けることが大切なんだろうなと思います。
そして、この考え方は焼き鳥屋の仕事にも通じています。
毎日、同じようなルーチンの中で過ごしているように思いますが、ふとした瞬間に特別な出来事が起こります。
予想外の挑戦がやってきたときこそ、自分の本当の力が試され、その瞬間が輝き始めるとです。
何が起こるか分からない日々の中で、いつでも殻をブチ破る準備をし、挑戦し続けていくとです。
やっぱり、今日も今日とて、焼き鳥です。
いつもありがとうございます。
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