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2020年2月の記事一覧

カメラマンがカメラを持たずに旅行した話

日々、1日平均250枚くらい写真を撮って過ごしているのだけど、今回の旅行にはカメラを持っていかなかった。 先月、めっちゃ展示してめっちゃ撮ったらめっちゃ疲れてしまったから、もう撮りたくないなって理由で、カメラを持たずに一泊二日の旅行へ。撮りたくないと思ったのは人生ではじめてだ。 大切な親友と、卒業旅行と称して倉敷と直島へ向かった。友達と旅行に行くのははじめてだった。(卒業旅行とか言ってるけど、私が大学を卒業したのは2年前、当時卒業旅行には行かなかった。一緒にいきたいと思え

"広告宣伝費ゼロ"のグローバルD2C企業、テスラのマーケティング戦略

先日テスラ(Tesla)の直近決算に関するStockclipの記事を引用したところ、予想外に反響がありました。一見すると多額のマーケティング予算を投下しているように思える当社が、広告宣伝費を1円も使っていなかったという事実には、相当なインパクトがあったと推察されます(トヨタの年間広告宣伝費は4,500〜5,000億円規模)。 近年D2Cブランドが話題になることも増えておりますが、顧客の多くがデジタルネイディブであり、広告宣伝費を使わずに直販のみで成長を続けているテスラこそ、

行動を誘うデザインパターン集

人の行動を誘うデザインパターンを101個集めた「Design with Intent 101 patterns for influencing behaviour through design」から興味深い事例を紹介します。 どの事例もシンプルで簡単なものばかり。小さいデザインでも大きく人の行動に影響することを実感できます。多くの事例に共通していることは「なるべく人に熟考させない」「フィードバックを与える」の2つな気がします。 Creative Commmonsで配布され

『7つの習慣』を図解してみた(後半)

はじめにこんにちは!🐈 今回は言わずと知れた世界中の大ベストセラー 『7つの習慣』 の図解を公開します! 本書は序章と具体的な7つの習慣という構成の為、 『私的成功』『公的成功』の前後半に分けて公開をさせて頂きます!🙂 本記事は後半の『公的成功』について 前半はこちらをご覧ください! 👉https://note.com/k2mvs/n/n6ddb62de39b7?creator_urlname=k2mvs またTwitterアカウントでも内容の抜粋をツイートしていこうと

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無印良品に教わった「見出す(みいだす)力の大切さ」の話

東京の青山という立地に、「FOUND MUJI 青山」という、ちょっと変わった名前の無印良品のお店があることをご存知だろうか。 いまや日本中にある無印良品も、誕生当時は西友のプライベートブランド。 青山のお店はそんな無印良品の記念すべき1号店だった。 そんな場所をわざわざ改装して作られたこのお店。 もちろんふつうじゃない。 ふつうの無印良品に置いてある、人をダメにするソファなどのラインナップは置いていない。 国内・国外にとらわれずに無印良品の要素をもった道具を見つけ出して

日本のシェアリングエコノミーに未来はあるか?〜今後の課題、最適解は〜

こんにちは、ロコタビの椎谷です。 最近「ランサーズ」「スペースマーケット」「ジモティ」「ビザスク」などシェアリングサービス関連企業の上場が続いていますね。 我々のサービス「ロコタビ」は2014年からやってきていますが、名古屋発の地方ベンチャーとして、関東のベンチャー界隈と心理的にも物理的にも距離をとってきたことで、「日本のシェアリングエコノミー」のメインストリームから必然的に外れてしまいました。。 そんな中、彼らはシェアリングエコノミー黎明期から活動されて、日本のシェア

『7つの習慣』を図解してみた!(前半)

はじめにこんにちは!🐈 今回は言わずと知れた世界中の大ベストセラー 『7つの習慣』 の図解を公開します! 本書は序章と具体的な7つの習慣という構成の為、 『私的成功』『公的成功』の前後半に分けて公開をさせて頂きます!🙂 また本noteでは要点をビジュアライズした形式を取っているので、 ・既に7つの習慣を読んでいて、振り返りをしたい。 ・興味は持っていて、読む前に概要を掴みたい。 という方に特にご理解頂きやすいかと思います! またTwitterアカウントでも内容の抜粋を

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デジタルはゴールではなく接点。名古屋の商人KOMEHYOの強さは今も昔も「人」にあり

メルカリなどのフリマアプリが台頭し、勢力図が入り乱れる昨今のリユース市場。「店舗型リユースショップはデジタル戦略の遅れで苦戦を強いられている」と報じられることも多い中、そんな話はどこ吹く風。ひときわ異彩を放つリユース界の雄が名古屋にいることをご存知でしょうか。 高級ブランド品や宝飾品を中心に、楽器や着物まで幅広い商品を扱う「コメ兵」。1947年の創業以来、名古屋の大須商店街に本店を構える“リユースデパート”の老舗です。 KOMEHYOはリアル店舗に強みを持ちながら、オムニ

@cosme TOKYOという「メディア」の本質

1月10日、原宿駅目の前のGAP跡地に@cosme TOKTOがオープンした。店舗はその名の通り、@cosmeが運営している。 遅まきながら先日店舗に足を運んだところ、『これこそがまさにメディアとしての店舗である』と感銘を受けたのでそのポイントについて整理しておきたい。 「とりあえずここに行けばいい」という第一想起としての店舗@cosme TOKYOの売りは、通称「デパコス」「ドラコス」と呼ばれる高級ライン・カジュアルラインが一気に購入できる点だ。 百貨店のコスメフロア

経営者が変化を恐れる組織は崩壊する。アンラーニングによって私が得たもの

私たちは、想像以上に大きく変化する時代の中で生きています。 例えば、iPhoneは発売されてからまだ13年です。その間にガラケーからスマホへシフトしました。QR決済市場も2018年から盛り上がっていますが、驚くスピードで再編が進んでいます。 下記図は、サービスローンチから5000万ユーザー獲得までのスピードを示したものですが、サービスが浸透していく速度が格段に上がってきおります。特にインターネット関連領域のスピードは皆さんの知る通りです。 この変化が、企業の優位性を土台

ウェルビーイングな世界観の多様性の夢と課題

ウェルネス、ウェルビーイングという言葉を見聞きすることが増えた。経済成長や実利を追い求めるだけではなく人間らしい生き方を社会で見直す動きが起きている。 そのこと自体は素晴らしい。 ただ直感的に「過去や性別を感じないな」と思い、良い点と、ウェルビーイングというカタカナをそのまま日本で使うのことに、やや疑問を持つ点を、さまざまなデザインや社会の事象をつなげて考えてみた。 ウェルビーイングについての、ブランドコミュニケーションやプロダクトやサービスの世界観づくりの参考までに。