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【マネフォの人々】ベンチャー支援を通して社会貢献を目指す | 広瀬ゆか

こんにちは、マネーフォワード 富田です。
マネーフォワードで働く人を人事が紹介していく「マネフォの人々」。
今回は、「マネーフォワード クラウド会計Plus」のセールスメンバーである広瀬さんにインタビューを実施しました。

プロフィール

広瀬ゆか。2019年入社。
大学卒業後、大手企業向けERPパッケージソフトベンダーにて、開発・コンサル・営業と8年経験した後、2年ほど国内大手人材紹介エージェントを経験してマネーフォワードへ入社。
マネーフォワードではMid-Market本部 Accounting/IPOソリューション部にて「マネーフォワード クラウド会計Plus」の営業に従事。
※Mid-Market本部 Accounting/IPOソリューション部とはIPO準備企業様をトータルでサポートする部門。
これからIPOを検討するにあたって、内部統制を整えたり本格的に業務システムを整備して、業務フローを整えたいお客様のご支援をする部門です。

――早速ですが、広瀬さんのこれまでのキャリアを詳しく教えてください!

「世のため、人のため」に貢献したいという想いが原動力

広瀬:それでは少し遡ってしまいますが、大学の話からしたいと思います。
私は元々福祉に興味があり大学では介護と保育の勉強をしていました。
福祉に興味を持ったのは子供の時で、昔から人に恵まれて育ったので、気が付いた時から社会に対する恩義を感じていました。自分自身も周りで困っている人がいたら手を差し伸べることができる人間になりたいと思い、福祉が勉強できる大学に入りました。

――なるほど。でも新卒では福祉の道に進まなかったですよね。それはなんでですか?

広瀬:それは福祉の勉強や当時出会った障がい者の方から言われた言葉がきっかけです。
福祉の勉強をしていく中で、障がいは特性の一つに過ぎないということを学びました。また、実際に出会った障がい者の方から「私はあなたより幸せだ。」と直接言われたことで、自分の中でハッとなり、福祉に拘る必要性が薄れました。

そうした出来事があってからは社会をより俯瞰するようになり、「特に福祉領域は財政難であること」「介護の医療自体が破綻したら元も子もない」と考え、日本経済全体をプラスにすることがより大きな価値貢献になると考えるようになりました。

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ベンチャー企業が魅力的だと感じた新卒就活時代

――ステキですね。新卒時はERPパッケージソフトベンダーを選ばれてますが、就職活動ではどのような点を重視されてましたか?

広瀬:実は私、大学浪人と就職留年どっちもしてるんです。留学だけしてなくて(笑)
就職活動1年目では色んな会社の合同説明会やインターンに参加していたのですが、自分自身の中でなかなか「コレだ!」という気持ちになれませんでした。
ただ、色んな人と話をしていく中で、ベンチャー企業で働いている人と話をしている時が楽しいことに気付いたんです。就職活動1年目が終わろうとしている時にベンチャー企業のことをたくさん調べるようになり、「絶対自分がワクワクする企業に出会える!」という根拠の無い自信に支えられ、就職浪人を決意しました(笑)

――勇気ある決断ですね(笑)1社目を選んだ理由についても教えてください。

広瀬:説明会で聞いた社長の話に魅了されたのと、当時参加したインターンが楽しかったので1社目への入社を決意しました。
参加したインターンは、技術書を渡され「オリンピックを開催するにあたって必要なシステムを開発せよ。」というテーマのもと全体設計から実装まで1週間で取り組むという内容だったのですが、
その間社員の方から直接フィードバックを受けることができて、それがとても楽しかったです。

システムは苦手な領域だと思っていたのですが、私自身「効率化」が好きな性格で、実際に取り組んでみると意外といつも考えていることに近いんだなと気づきました。

――1社目では8年勤務され、開発~営業まで幅広くご経験されてますが具体的にはどんなキャリアステップだったんですか?

広瀬:1社目はベンチャー企業ということもあり、かなり風通しの良い会社でした。
経営層との距離が近く、その時々に自分自身が考えている想いを伝えると「じゃあこの部署で働いてみる?」という風に 部署異動が実現していて・・・今思えばすごいですね。
私の場合は、8年間のうちにシステム開発→ユーザーサポート→営業→ユーザーサポートといった異動を経験しています。その間にリーダーを経験したり、複数部署を経験した知見をもとに新しい取り組みを始めたり、本当に色々な経験をして充実していました。

キャリアを見つめ直し、選んだ新たな世界

――ベンチャーで過ごす8年は激動だったのではないかと思いますが、どうして1社目を辞めることになったんですか?

広瀬:仰る通り激動でした。会社と自身の方向性が時間の経過と共に少しずつ離れてしまっていることに気づいたのと、がむしゃらな働き方だったので体力的にも不安を覚え始めたことで転職を検討するようになりました。

――2社目はガラッと業界を変化されてますが、どうして人材業界を選ばれたんですか?

広瀬:1社目のことは当時も今も大好きなんです。だから、競合会社には行きたくなくて。
転職活動中はそれまでの自身の経験を活かせる仕事が何か模索する日々でした。ただ、私自身のベースである「社会のためになることをしたい」という想いに立ち返った時に、経営に困っている企業やキャリアに悩んでいる人を支えるサービスを提供する人材紹介業の意義と私が目指している方向性がマッチしていると感じ人材業界で新たにチャレンジすることを決意しました。

――実際、紹介業にチャレンジしてみていかがでしたか?

広瀬:人材紹介業はクライアント企業・人・紹介会社の3者間でWin-Win-Winが成り立つビジネスで、とても好きだと実感しました!特にベンチャー企業をご支援することがとても楽しかったです。
ベンチャー企業の経営者は素敵な夢をお持ちの方が多く、そういった夢に共感してベンチャー企業への転職を希望される方が年々増えていました。
そしてそのような方々や企業へのご支援を通して、私自身も少しでも世の中をよくすることに貢献していると思うと、とてもやりがいのある仕事だと感じていました。当時私は1社目の経験を活かし、クライアント企業の社内システム部門へ人材をご紹介する役割だったのですが、自分自身が過去に同じような職種を経験したことがあるからこそ、クライアント企業や転職相談者の悩みや想いを解像度高く理解することができたとも思っています。

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人材紹介を経験したからこそ感じたマネーフォワードの魅力

――まさに広瀬さんのご経験が活きる仕事だった訳ですね。
では、どうして人材紹介会社からマネーフォワードへ転職されることになったのですか?

広瀬:大きな理由としては、2社目でベンチャー企業をご支援することができたおかげで、改めて自身もベンチャー企業でチャレンジしたいという想いが再燃したためです。

マネーフォワードが良いと思った理由はいくつもあります。

・toC,toBそれぞれの領域で事業展開しているので、事業の幅が広く提供しているサービスが多いこと
・自営業の父が、経営で苦労しているのを幼い頃から近くで見ていたので、会社のミッションが社会にとって本当に価値あるものだと思ったこと
・既にマネーフォワードへ入社していた知人や面接でお会いした人たちが魅力的だったこと
・2社目の時にマネーフォワードを担当していた同僚が「本当にいい会社」とゴリ押ししてくれたこと(実は私もマネーフォワードの一部門を担当していました)
・ベンチャーマインドを感じたこと
・自身のこれまでの経験を活かせると感じたこと
IPO支援というポジションへの魅力を感じたこと
etc.

正直、どんな会社にもネガティブな要素(労働環境など)はあると思っていて、紹介業に携わる身として会社のネガティブな要素を見つけるのは簡単だったのですが、
マネーフォワードは私独自の検査を全てクリアしていて(笑)。

最終的には、一緒に働く人が決め手となってマネーフォワードへの入社を決意しました。

――仰る通り人材紹介業の方は様々な企業をご覧になられている分、企業選びの視点が鋭いので、広瀬さんがマネーフォワードに興味があると言ってくれた時は「まさか一緒に働きたいと思ってもらえるとは」と嬉しかったです!

「ベンチャー支援 × 一緒に働く人 × 自分の経験を活かせる」が入社の決め手

――すごく良いお話ばかりしてくれましたが、マネーフォワードへ転職する際にぶっちゃけ悩んだことってありますか?

広瀬:...ありました。
元々カスタマーサクセス職に就くことを目指して転職活動をしていたのですが、オファー時に提示してもらったポジションが「まだ立ち上げ段階の新部署かつ営業職」だったのと、正直私は営業職が得意ではないと思っていたので覚悟を持てるか...悩みました。

――悩んだ結果、どうして覚悟を持てたんですか?

広瀬:いくつか理由はあるのですが、複合的に決断した形です。
自分自身がベンチャーマインドをもって働きたかったことと、顧客もベンチャーの伸び盛りの顧客が多いということが一番大きかったかと思います。
自分をもう少し磨く必要があると考えていたため、完全な縦割りになっている大企業よりは、活動の幅も広く学びが多いのではないかと思いました。
あとは、先に述べた内容と重複してしまいますが、すでにマネーフォワードで勤務している友人が数人いたこともあり、みんな好きな人だったということも大きかったです。「中にいる人が社風を作っている」と思っている私としては、在籍している人に魅力があるということは大事な観点でした。

――「ベンチャー支援 × 一緒に働く人 × 自分の経験を活かせる」ということを考えた時にマネーフォワードがマッチしていたんですね。

これからもお客様の成長を実現するサポーターであり続けたい

――最後に、今後マネーフォワードで実現したいことは何ですか?

広瀬:お客様(企業)の成長のため、「カスタマーサクセス」を実現するにはどうしたらいいのか、を常に真剣に考えています。
システムの知識はもちろん、IPOタスク等の業務知見を付け、これからももっとお客様の信頼できるサポーターとして並走できたらいいなと思います。
まだまだ自分自身足りないことが多く、成長過程ではありますが
マネーフォワードがValueの一つとして掲げている「User Focus」を体現できるように、継続的に成長していきたいです。

――ありがとうございます!ぜひ当社を引っ張っていってください!

あとがき

いつも笑顔で明るい広瀬さん。どうしていつもこんなに明るいんだろうと思っていたら、それはきっと広瀬さん自身がたくさんの人から支えて貰った原体験のおかげだと感じました。

「社会のためになることをしたい」という強い想いと持ち前の明るさで関係者を巻き込む力は、立ち上げフェーズのAccounting/IPOソリューション部で是非とも迎え入れたい人物像そのものでした。

Accounting/IPOソリューション部は発足以来、まだ1年程度の組織です。
広瀬さんがいつまでもスタートアップやベンチャー企業を支援したい・社会のためになることをしたいという想いを忘れず、お客様の人生をもっと前へ進めることができるよう応援しています!

広瀬さん1

(写真撮影時の一コマ)

最後に、立ち上げフェーズの組織で市場開拓・組織作りから関わりたいと思ってくださった方は是非気軽にお話を聞きにお越しください。
お待ちしております!

「マネーフォワード クラウド」のHRプロダクトセールスメンバーの紹介記事はこちらですので併せてご覧くださいませ。


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