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音声アプリを開発して見えてきた、音声の良さについて考えてみた

株式会社Peer Lodge CEOの斎藤 雅史です。本音でいられる声のコミュニティアプリ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

音声アプリを開発し始めて、1年ほどになります。せっかくなので、ユーザーの声を聴きながら日々感じている音声の良さについて、まとめてみることにしました。

音声の良さを「機能的価値」と「情緒的価値」に分けて考えてみました。

「機能的価値」・・・音声の持つ性質・特徴
「情緒的価値」・・・音声を聴いて感じる、心理的な価値

機能的価値について

世間的によく注目されているのは、「機能的価値」の部分ではないかと思います。

ながら聴きができる・・・移動中や家事中など、何かしながらでも聴くことができるのは音声の良さです。Air Podsの普及によって、ながら聴きがより身近になった、などと言われたりしていますね。

書くより早く想いを残せる・・・文章を書くよりも早く考えていることを残すことができます。これに関しては、動画も同じですね。

いつでもどこでも録れる・・・視覚の情報は気にしなくていいので、寝る前や歩きながらでも録音することができます。

情緒的価値について

あまり注目されないですが、個人的には音声の良さは「情緒的価値」にあると思っています。

顔が見えないから本音で話しやすい・・・動画と違って顔が見えないからこそ、本音を言いやすいと感じたりします。バーのカウンターだと話しやすかったり、夜に焚き火を囲んで話したりする体験に近いような気がします。

人柄を感じられる・・・声って、人柄が表れると思います。どんなトーンでどんなスピードで話す方なのか。僕たちのチームでも一緒に働きたい方かどうか、音声を聴きながら考えたりします。

聴き手が肯定的・・・音声は聴くまでどんな内容かが分からないので、自分に対して肯定的な感情を抱いている方以外は、あまり聴いてくれなかったりします。ラジオは炎上しにくいと言われたりしますが、これも似たような理由からではないかと思います。

音声って面白い

YouTubeやTikTokなどの動画市場がかなり活況ですが、音声は動画のように外見の派手さに左右されることなく、コンテンツやその人自体の魅力を表現できる手法だと考えています。そこはすごく面白いですね。

まだまだ見つけられていない音声の面白さについて、これからも定期的にインプット→アウトプットしていければと思います。

おわりに

いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^


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