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声のコミュニケーションで組織内の信頼性を高める

株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

今日は、声のコミュニケーションで組織メンバー間の信頼性を高められるのではないか、ということについて、考えてみたいと思います。


チームで声をシェアすることで起きたこと

僕たちのチームでは、声の交換日記アプリ「Peer Radio」をつくっています。

現在はα版をローンチしており、チームメンバーも自分たちのアプリを使って声をシェアしています。

それによって、チームメンバー間での信頼感が増したように感じています。


アプリ内では、何気ない日常や、お互いの価値観を知れるようなテーマ、日々働きながら感じていることについて声を残してシェアする、ということを行っています。

・自己紹介
・最近仕事で困っていること
・事業に対する想い
・10年前の自分
・10年後の自分へメッセージ
・失敗した体験
・趣味

例えば上記のようなテーマについて、日々お互いに投稿しています。

これにより、日々の仕事の中では触れることのない、お互いの価値観や、過去や未来に対する考え方、人間性などを知るきっかけになっているように感じます。

これまでは、例えば飲みに行くことなどが、お互いの人間性を知るきっかけになっていたのではないでしょうか。

これからは、リモートワークが中心の生活に変わり、飲みに行く機会も減っていく中で、お互いの人間性を知る新たな方法が求められているのではないかと考えています。


声のコミュニケーションは心理的安全性につながるのか

僕たちはフルリモートのチームですが、声でのコミュニケーションを通じて、お互いをより信頼して働ける状態がつくれているように感じます。

共同創業のCOOのメンバーなどは、非常にロジカルで普段はあまり弱い部分は見せないタイプなのですが、日々の声のシェアを通じて人間らしさを知ることで、より信頼できるようになりました。

まだエンゲージメントのサーベイをするような規模ではないため、あくまでこれは感覚にすぎませんが、声によるコミュニケーションを通じて、心理的安全性の担保などが起きているのではないかと思います。

心理的安全性・・・他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出せる環境のこと

心理的安全性が担保されたお互いを信頼した状態だからこそ、率直に意見を言い合える関係があります。

もっとこうした方がいいのでは?その方法よりこちらの方法の方がいいのでは?という議論が日々できています。

心理的安全性については、以下などを参照頂ければ。

心理的安全性 (1)


テキストでも動画でもなく、音声である理由

最後に、なぜテキストや動画ではなく音声によるコミュニケーションなのか。

テキストよりも自然体で人間らしさが伝わる。動画よりもいつでもどこでも残しやすく、顔が見えないからこそ、本音が言いやすい。

ここが音声の良さではないかと考えています。


今後も自分たちのチームをはじめ、いくつかのチームと、組織内での声によるコミュニケーションの形を模索していきます。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

おわりに

いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^


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