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サラリーマンを辞めて起業して良かったこと

株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

2020年3月末で退職して、2020年4月に起業しました。今日は、サラリーマンを辞めて起業して良かったことについて考えてみました。


自分のプロダクトに割く時間が増えた

これまではサラリーマンとして働きながら、平日夜や土日でユーザーインタビューやプロトタイプ開発を進めていました。

しかしフルコミットでないため、事業の進むスピードは遅く、それゆえに成果に繋がるのも遅い。結果として、チームのモチベーションも上がらない、という状況がありました。

起業してからは、自分のプロダクトに100%集中できるようになり、事業の進むスピードも上がりました。


仕事に費やす時間が増えた

覚悟が決まる、というのは月並みな言葉ですが、覚悟が決まるのが良いという単なる気合いの話ではなく、やるしかない状況に自分を追い込むことで、行動する量、仕事に費やす時間が増えたことが事業にとってプラスでした。

最初の2ヶ月は業務委託案件も請けていましたが、3ヶ月目からは自分の事業1本に専念することにし、より自身の事業で成功しないといけない状況に追い込みました。

売上が上がっていないタイミングから業務委託費を支払い、何が何でもマネタイズしないといけない状況をつくりました。

(もちろん、業務委託費は必要最低限ではありますが)


チームが本気になった

これまではサラリーマンをしながらの副業チームだったため、メンバーにもどれほど本気でこのプロダクトをつくりたいのか、ということが伝わりづらかったように感じます。

どうせ趣味の事業なのではないか
上手くいかなければすぐに終わるプロジェクトなのではないか

副業チームの期間が長いと、こんな不安もチームに蔓延していってしまいがちなのかもしれません。

僕たちも1年ほど、法人設立せずに副業プロジェクトとして無償で事業をつくってきましたが、事業スピードはこの2ヶ月で圧倒的に上がりました。

法人を設立し、副業メンバーにも少額ながらも給与を払うことで、この事業を何が何でも為し遂げる、という気概が伝わったように感じます。



サラリーマン時代より時間に余裕ができた、自分のやりたい仕事を選べるようになった、などの感想は、フリーランスではなく株式会社を設立するという道を選んだため、特に抱いていません。

むしろ余裕はサラリーマン時代より、失われた感覚があります。

起業して楽ではないと感じたこと、苦戦していることなども沢山あるので、そちらについても改めて書いてみたいと思います。

おわりに

いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^


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