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やはり人に恵まれた。これに尽きる。

今までプロ野球でありサッカーの試合を少なからず幾度か観戦した。興奮の場面の目撃者となったことも少なからずあった反面、ただその中で不快感を抱いた場面もなくはなかった。

前項で述べた通り、日本の男子プロバスケは認知度も決して高くなくまだまだ世に広める必要があると思う。それ故かジェッツを通じてお目にかかり、様々な場面でお会いしたジェッツブースターの方々と試合観戦を通じて交誼を深めることができた。そのきっかけを作っていただいている方々にも厚く御礼申し上げたい。

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そしてジェッツブースターのみならず同じBリーグの中で他のクラブを熱く応援されている方々ともオンラインやリアルの場面で交流を図ることができたのも、ずっとジェッツを応援されている方々が地道に築き上げたおかげで、対戦相手あってという敬意とノーサイドという心持ちのもとで交流を深められたからここまで誰もが多く楽しむことができる環境が成し得たのだと私は思う。

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ただ今季はコロナウイルスの蔓延下での開催となり、ジェッツはじめ各クラブに於いて職業上や年齢や家庭環境など様々な事情でホーム含めた現地観戦の辞退を余儀なくされたことはやむを得ないことことであり、今までに無い障壁が生じたことが心苦しくもありもどかしい気分である。

またジェッツに於いてはチケット代の思わぬ高騰やシーズンチケットの中止などでいつも通りいつもの場所での観戦が出来なくなって、今季久しぶりにお目にかかれたのが皮肉にもファイナルだったということもあった。

コロナウイルスの収束こそがこの障壁を取り除く大きな要素となるがこれまた再びアリーナで声援を送り、クラブ内外の方々とコミュニケーションを取れる日が再び訪れることを願ってやまない。

私として応援されている先輩方が築き上げた、クラブを超えて築き上げた人との繋がりという財産を大事にしてゆきたい。

違うチームだからといって歪みあったり単なるウケ狙いで不毛な諍いを煽るものではない。戦う相手があってこそ熱い戦いは成り立つものだ。

そして2011年プロデビューという、クラブとしてはまだまだひよっこな千葉ジェッツを戦う集団に作り上げるべく尽力され続けた当時の島田社長(現:Bリーグチェアマン)、Bリーグ移行に合わせて初代主将として戦う集団の実現に大きく寄与いただいた当時GMの佐藤博紀さん(現:取締役)をはじめとした高い志と熱意あるブースターの方々があってこのBリーグ王者という偉業がなし得たものだと思う。

やはり人に恵まれた。
それに尽きる。