【雑記】ゲーム制作&公開して3年目

あれからよんjy……まだ3年ほどですが。
退職から、ゲーム制作に至る現在までの個人的な振り返りと
最後に今後の活動目標を掲げてます。
※3年って言ってますが、大体ですよ、大体。


<2018年12月>

― ひとつの人生の幕引き ―
普通な家庭を作って普通に会社勤め続けるという
ライフプラン=希望を、おぼろ気には持ってたのですが……

さほど頑丈ではない身体
電車痛勤のストレス
寝起きの背中痛やら仕事中の謎の眩暈
常に学習が必要であり定年まで勤められない環境
誰もほめたり喜ぶ姿もいない

そしてなにより、日々がつまらない

このまま生活を続けてもダメになる手詰まりを感じて
退職願を出して、私の人生ルートを1つ閉じました。

<2019年>

― 自己評価が低い&自己アピール苦手 ―
無職になったあとは、体調を整えつつ
最初はフリーランスサイトに登録して
やれることを模索して少し手を出してましたが
やりたいことはなく、結局やらなくなりました。

ちなみにハローワークや転職エージェントには
10年前くらい前に一度お世話になりましたが
使う意義を見出せないくらい
たくさん嫌な思いをしただけなのでもう使いません。
(結局、短期の求人から前職に繋がったし……。)

まあ、色々調べたり考えたりはしましたが
その年は結論が出なかったってことで。

その年末、コロナが流行り始めましたが
そのころぐらいからウディタを触り始めてました。
理由は不明で、ボンヤリとゲ制欲があったのかもしれません。

芸術家(個人事業)のように、自分の体調に合わせつつ
長いこと遊んできたゲーム経験を生かして
制作へと転換するのが良いんじゃないかな?
と、このころから徐々に思うようになりました。

<2020年7月>

― ゲーム制作デビュー! ―
第12回ウディコンで「QUEST OF FIRE」がデビュー作。
ゲーム制作のノウハウ稼ぎのつもりで公開。
自分の作るゲームの方向性も探りたかった。

基本システムを利用しつつも
プログラマのなりそこないみたいな技術力はあったので
「戦闘省略」を筆頭に独自システムはわりと好評だったと思う。
致命的なバグでデスマーチもありましたが
色々と良い経験となりました。

<2020年12月>

― 迷走期間 ―
その後、コモンイベントをほぼ自作するという
修業的な目標を掲げましたが
良い構想も目標も意欲もわいてこず
無意味な作りかけゲームが増えていきました。

10月頃になって新人フリコンという目標ができ
12月に「ミジンコボクス」を作りあげて
様子見的に投下したものではありましたが……
コンテスト的には得る物がほぼなかったですね。

こういうイベントもあるんだな……
と、ウディコンとの差で虚無感を得たくらいでしょうか。
(ウディタへの理解は深まりました)

<2021年7月>

― 思ったよりうまくいかない ―
第13回ウディコンで「ヒエンタン」を公開。
サウンドとフォント以外の素材はほぼ自主制作。
ただ、アクションに手を出したのが微妙だったかもしれません。

ストーリーはノリノリで書いて達成感あったのに対して
ゲームとしては実装できなかったものが結構あって……。
はじめてクソ感想&クソツイートをもらったり
順位も思ったより伸びず、気持ちが下がったりもしましたが
一部の熱狂的?なファンのお陰で翌年に繋げられました。
ファンには感謝しかない(返せるものはない)。

<2022年2月>

― 思ったよりうまくいく ―
ウディフェス2022で「マムシティ」を公開。
なぜか致命的なバグもなく、わりと良い出来だったと思う。
サウンドとフォント以外の素材をまた自主制作しましたが
マップ&キャラチップ作るのは楽しくもあり大変でもありました。

<2022年7月>

― 思ったより…どっち? ―
第14回ウディコンで「フォゲコマ!」を公開。
元々「芽吹きのカンバ」というRPGを出すつもりでしたが
制作ペース的に間に合わない判断に。
ウディコン用に1か月半で急遽制作となりましたが……

なんと斬新さ部門で3位に!
総合順位も目標としていたところで良かったです!

急造品で作りがちょっと荒かったものの
ゲーム的な方向性は良かったと感じました。
(その反動で、ゲーム性の違う「カンバ」への制作意欲ダウン中……)


<振り返っての今後の展望>

ウディコンでの当初目標を果たしたので
そろそろ収入を得たい……が、どうすればいいか少し悩んでます。

ただ単にゲーム商品を出すのは厳しいと思ってもいて。
市場はレッドオーシャンだし、いまの私の作り方だと、
再利用性がなく時間的コスパが悪い……気がする。

世界情勢が荒れてたり日本が沈みゆく泥船感もあるので
なんかもっとこう……どうにか対策したい気持ちはありますが
どうにもならないっていうね。
近所の雑草取りするくらいの社会的貢献がいまの精一杯です。

フリゲ環境だけで見た市場は
遊ぶ側の市場はほぼないと感じていますが
作る側の市場は見込みある気がしたので
ゲームを作って売るよりかは素材を作って
売るor宣伝するのもよいかな?
そうなると、クオリティアップが今後の課題ですかね。

仕事的には、社会貢献できていい塩梅のものがあればいいですが
そうそううまくは見つからないので
しばらくはゲ制に関わっていくことになりそうです。

以上、ただ書きたいことを書いただけの振りかえりでした。

by Masaqq(マサック)

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