佐生日吉城コースを下山して瓜生川沿いを歩く

画像1 久しぶりに佐生日吉城コースを下山します。守護六角佐々木氏の家臣、後藤氏の城と伝わっています。後藤氏父子は「観音寺騒動」で、六角佐々木氏に観音寺城内で虐殺された歴史があります。繖山北端の猪子山から北の方向に下山する場所に位置し、北方の守りを担っていたのでしょう・・・。
画像2 石積は野面積、コーナーは算木積みで、南側の石積はわずかに横矢掛かりになっています。
画像3 城内には、子孫の方によって碑が建てられています。正面の向こう側は、少し高く土塁となっています。東近江市の羽田地区には巨大な後藤館跡もあり、後藤氏は大きな力を持っていたようです。
画像4 瓜生川に向かって下山して行くと、モチツツジが数輪咲いています。モチツツジの開花時期は4月ごろですが、時々このように季節外れの花をつけます。
画像5 クズ(葛)の花が満開の時期です。クズはツル性でマメ科の多年草植物、根を用いて葛粉に用いられますが、現在も利用されているのでしょうか・・・?
画像6 繁殖力は旺盛で、花は秋の七草のひとつに数えられていて、綺麗な花をつけます。
画像7 ハギ(萩)の花にも出会います。これも秋の七草のひとつだそうです。
画像8 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)です。まるでブドウのようですが、有毒植物なので要注意です。
画像9 センニンソウ(仙人草)も満開です。十字を切った清楚で真っ白な四枚の花弁が特徴です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?