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海外の震災も忘れないで

まず、本日の台湾地震でお亡くなりになった方に対して、ご冥福をお祈りします。

私が今日述べたいのは、海外の震災も忘れないでほしいということです。

スマトラ島沖地震の時のこと、覚えていますか。
ネパール大地震の時のこと、覚えていますか。

私でさえ、今日ふと思い出しました。
この私でさえ、です。

インドネシアは地震大国

インドネシアは地震大国なので、大規模な震災がいくつもあるのですが、日本人でも忘れていない震災は、やはり、スマトラ島沖地震です。
規模、死者、ともに激甚でした。

日本もインドネシアに救援を送りました。
しかしながら、忘れられがちです。
正確に表現するなら「日本人は忘れてしまいがちであると私に思わせる人間に何度も会う」です。

私は忘れていません。
しっかりと覚えています。
阪神淡路大震災の記憶が鮮明でしたから。

当時のインドネシアは、阪神淡路大震災よりも、はるかに激しい被害が見られました。
静岡県がああいうふうになるかもしれん、という予測もありました。
※静岡県だけでなく、愛知県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県、その辺りも予測がありました。

にも、かかわらず。
「インドネシアって地震と関係あるの?」
そんな日本人を嫌という程に見てきました。

スマトラ島沖地震の頃に生まれた若年層の話ではありません。中高年でさえ忘れているのです。

思い出して黙るジジイならまだ良い方。
思い出せずに「アンタ詳しいな」なんて、評論や評価をするジジイまでいました。

スマトラ島沖地震の数年後、東日本大震災。
東日本大震災の翌年もスマトラ島沖地震です。

有名じゃないほうのスマトラ島沖地震は、日本の東日本大震災のちょうど翌年なのです。

私がどれだけ、私がどれだけ、「ジジイども」と思ったか。お分かりいただけますかね。

ネパールも地震大国

その数年後、ネパール地震がありました。
私は覚えています。
近所にあるコンビニで、ネパール人の店員さんが増えたのと同時期だったからです。

山岳地帯の被害が激しく、自衛隊の勉強になったことだと思います。思いたいです。
日本は山脈が多いですから。
山脈が多いからこそ、水資源大国なのです。
日本がネパールから学ぶことは多いのです。

けれどもいますよね。
「日本は地震大国なんだ」と説明するジジイ。
よりにもよってネパール人に説明するジジイ。
「外国人には、わからんだろうけど、日本は」とまで言うジジイ。

マンスプレイニング極まりないです。
ネパールも地震大国ですよ。

有名でないほうのネパール地震が最近もあって、それからすぐに、能登です。

海外の震災では、防災意識の高揚なんて無い。
そう思わざるを得ませんでした。

国内なら、他県であろうとも、防災意識の高揚はあります。現在(2024.4.3)を見る限り。
でも、海外の震災だと、残念ながら、ない。

本日の台湾地震は、沖縄県に津波警報が出ていたので、インドネシアやネパールの時とは違って、防災意識が再浮上したかもしれません。

皆様の周囲はどうでしょうかね。

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