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4月19日秋川初釣行

本来なら解禁日がちょうど月曜日だったので行くつもりだったが、そこにきて買いたいウェーダーが五千円も値上がりしたので買えず、釣行を断念。

その翌週にキャンプと釣りをしようと思ったが、これもキャンプ場が休みで、まだキャンプメインで釣りはオマケ、の考えだったので、断念。

そして昨年お世話になって、ご家族経営で温かく迎えてくれて居心地が良かったので、常宿にしようと思っている「神戸園キャンブ場」も始まったので、予約を取って15年ぶりの釣行へ

いつもは出発時間が遅く、二時間半位かかっていたので、それに合わせて三時半に起床。荷物を積み込んで出発。っと思ったらガソリンの残量が微妙。走行可能時間を出してみると少し足りなそうなので、また戻っていつものスタンドで給油して仕切り直し。しかし携帯のyahooナビだと現地まで一時間半で着くとのこと。早朝だとこんなにも違うのかと思いながら、のんびりドライブ。

今回は十里木をスタート地点にする。無料駐車場に停めて入渓場所を探す。少し下ったところにある橋を渡ったところに、川へと降りられる階段があった。駐車場に戻り準備をして向かう。

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なんだかとても水が少ない。

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まだ虫は飛んでいないがドライを流してみる。しかし魚影が全く見えない。変化のない川を遡行して、岩場に向かうと餌師が一人。釣れていそうにない。それから先は遡上しにくそうなので、そこから檜原街道を徒歩で上っていく。

しばらく歩いて青木平橋を渡ったところで入溪。ともかく水は綺麗だが少なく、魚の気配もない。そのまま釣り上がり、MAGONOTE VILLAGEのところで脱溪。また檜原街道を歩く。しばらくすると去年神戸園キャンブ場へ行くときに寄ったパン屋さん「森の風(ぶー)」さんが。最初から寄る予定だったが、思いのほか近かった。入店してしばらくしてマスクをしていないのに気付き、慌てて着ける。そんなタイミングでパン屋の奥さんに話しかけられた。

「釣りですか。漁協の人に会いましたか」と聞かれた。

「釣れない釣りです」なんて答える。「水少ないですよね」すると

「そうなんですよ。だから放流した魚もどこへ行ったのやら」どうやら良くない状況のようだ。とりあえず昼食用のバタールを買って退店。少し上の方に入溪できる場所があるのを聞いて歩く。「御根家 One-Ya」さんのところに入れそうな場所が入ったので入溪。状況は変わらない。まぁ、こうやって沢を登るだけでも楽しいから良しとする。

しばらく釣り上がって、朝食抜きのお腹が限界になったので昼食に。

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飯盒に無印で買ったレトルトを入れて温める。その間にバタールを齧る。誰もいない渓谷でのランチは贅沢な時間だ。食後にコーヒーを入れてまったり。気持ちを新たに遡上する。

相変わらず魚は見えない。すると北秋川と南秋川の分岐点まで来た。北秋川へ行ってみる。渓相はいいがさらに水が少なく感じる。久しぶりのフライフィッシングなのでライントラブルも多発し、メンタルも疲れてきた。イブニングまで粘ろうかと思ったが、14時に納竿、脱溪する。

下りながら秋川の漁協に電話をかけてみる。先日まではスレていたが、良くなってきたと。檜原が良いと。まぁ、来て欲しいからそう言うのだろうけど。それで来た人はかわいそうだ。釣果を聞くよりも水量を聞いたほうが良いかも。

また夕食用に「森の風」に寄る。今回はご主人が対応。チーズ入りのバケットを購入。

「どこから来たの?」

「池袋です(雑司が谷だと分からない方が多いので、だいたいこんなふうに答える)」すると

「懐かしいね」とご主人

「行かれてたんですか?」

「拓殖大学だったんだよ」なんて話で盛り上がる。

「どこか釣れそうに所ないですかね」と聞いてみる。すると

「ここから下って200mくらいのところに公衆トイレがあって、その裏に滝があるよ」と教えてくれた。別段そこがポイントというわけではないらしいが、ここまで水が少ないと深場でニンフを沈めて攻めるしかないかと思い赴く。

そこは「中山の滝」という名称で、階段で降りられる。角度を変えながら攻めるが、反応なし。ここでだめならどこでもだめだろう。心身ともに疲れたので早々に再度納竿。

「森の風」前の無料駐車場から出てキャンブ場へ向かおうと思ったが、疲れた心身を癒やしたく、名湯「瀬音の湯」へ行ってみる。

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入湯料は900円。浴場は内外とも狭い。水質はヌルつく感じ。悪くはないが、もう少し広々としていたほうが寛げる。ざっと浸かって出る。

神戸園キャンブ場着。なんだかシャワーでトラブルがあったらしく、経営しているご家族が慌ただしい。しばらく待って、収まったらしく受付してもらう。こちらは娘さんとご両親の三人で営まれている。皆さんとても感じがよく温かい。川沿いのオートキャンプ地の一番広い場所、前回と同じ場所に案内される。今回はあと一組がいるだけだ。

受付で買ったビールを飲みながらタープを立てて、焚き火して落ち着く。チーズ入りのバケットとレトルトと赤ワインで夕食を取り、車中泊。

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朝は寒くて目が覚めた。スマホの現地気温を見ると、なんと、2度!(家に帰った時には25度になっていたので、この日の気温差は23度)

そこまで下がるとは思ってもいなかった。もう寝ていられないので起きる。川沿いサイトのトイレは簡易式で一つしかないので、下のグランドサイトのトイレへ行く。まだ六時半なので受付は閉まっているようだが、多分高齢の夫妻は起きているのではと思い近づくと、犬が吠えた。犬がいたとは知らなかったが、ちゃんと番をしていて、その声でおじさんが出てきてくれた。

もう出てもいいか、燃えた薪の処理はどうすればいいかと聞く。川のサイトの薪の処理は河原にあるブロックで囲まれたところに入れてくれればいいとのこと。これから釣りに行くというと。今年は雪が少なかったし、ちょうど植物が水分を吸い取る季節なので、特に水が少ないということらしい。なるほど。ならばやはり少しでも深場か。昨日の中山の滝へ行って、ニンフに重いシンカーを付けてやってみて、それでダメだったら諦めて帰路につくことにした。

駐車場は意外と車が停まっていた。そこで着替えと準備をしてポイントへ。しかし早々にライントラブル。どうにか気を取り直して、滝つぼに落とし込む。無反応。ダメだ。諦めて、下見がてら、遡上してみる。ここからは結構先まで釣り上がれそうだ。次回はここを出発点としてもいいかも。納竿。

次回は来月。水量によるかな。行きが1時間半で行けるなら、日帰りでもいいかも。キャンプメインで釣りは暇つぶしと思ったけど、やっばり釣れなくても釣りは楽しい。これからは釣りがメインでキャンプは寝床かな。






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