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G X基本方針閣議決定強行よもや:長妻立民政調会長

11時からの立憲民主党政調会長の会見に参加してきた。冒頭発言が3つあり、そのうちの2つ目が、昨日の大ニュース。原子力規制委員会が結論を来週に先送りした件だ。関係部分だけ抜粋する。

長妻昭立憲民主党政調会長:昨日、G X基本関連で、60年超の原発の運転を認めるという話が、規制委員一人の委員によって反対で、規制委員を通らなあったということがあります。これは確かに真っ当な反対だと私は考えている。つまり、政府はこれまで60年20年、安全性を確保する一つの耐久年限だという趣旨の話をしていたと記憶している。それを変えることに反対するのは、真っ当な判断だと思う。よもや金曜日に閣議決定しないだろうなと思いますが、それでも閣議決定をするということも聞こえて参りますので、とんでもない話ですので、きちっと立ち止まって、いただきたいと強く申し上げたい。

質問することができた。

Q:よもや閣議決定すまいと仰った件について。原子力の推進と規制の分離の観点からも、独立委員会である原子力規制委員会が結論が出ていない中で、閣議決定を強行できるものではないと思います。その点について改めて見解を伺いたいのが一つ。もし強行するのであればあと24時間ほどありますが、その間に、最大野党として何ができるか、アクションについてお伺いしたい。2点です。

長妻昭立憲民主党政調会長:政府の設置している安全性を議論するその中核のところで、合意ができなかったということですから、閣議決定というのは、それはできないと我々は考えます。よもや強行するはずはないと考えておりますが、いろいろ情報をしておりますので、その情報に基づいて具体的にどういう対応ができるのか、時間はありませんけれども考えてみたいと思います。

【タイトル写真】立憲民主党政調会長定例記者会見にて2023年2月9日筆者撮影。

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