佐藤ローズの「ガク」を折りました! 〜佐藤さんのお手本と比較〜
ついに「緑のタント紙」が届きました!
先日から量産している「ハイブリッドティーローズ」に、ようやく「ガク」を付けることができます。
ガクを付けたバラを正面から撮ると、ほとんどの部分が花に隠れてしまうのですが、妻のピアノに乗せたら良いショットが撮れました。
いつも手入れが行き届いているおかげで、きれいに裏面が反射しています。
さて。
実はこのガク、意外と苦労したんです。
❶大きさが合わない!?
❷「現物」に救われる
❸「底をギザギザに」の真意
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❶大きさが合わない!?
花とガクの比率は5:3。
花のサイズは25cm(正確には24.75cm)なので、15cmのタント紙でOKなはず。
が、しかし。
あれっ?
何か変だぞ?
はまらない。
横はスカスカなのに、上は長すぎる。
ネジのようにスッポリはまるかと思いきや、全然合いません。
「佐藤ローズ ガク 側面」とか検索しても、全くヒントが見当たらず。
しばらく無意味にスポスポしながら、途方にくれるのでした。
13工程しかないし、楽勝だぜ!
サクサク量産してやるぅ!
と高をくくっていたら、アッサリと失敗疑惑が浮上しました。
❷「現物」に救われる
いじけた子供のようにガクをスポスポしているうちに、ふと思い出しました。
昨年、佐藤さんに現物をもらったではないか。
神棚のお供え物のように祀ってあった「現物」を、久しぶりにケースから取り出します。
ご本人が折ったハイブリッドティーローズ。
やっぱりうめぇ…
はッ
見惚れている場合じゃない。
「ガク」を観察するのだッ!!
中心を見ると、ピロッと「ヘタ」のようなものが出ています。
これは、沈め折りのラインをずらしているな。なるほど。
よし、ここは折り直そう。
側面のスカスカは、裏面の内側の折り込みを浮かせれば、何とかなりそうです。
作り直したガクをねじ込んでみたら…
「ギシッ」という音とともに内側へ沈み込み、抜けなくなりました。
やったぜ!!
❸「底をギザギザに」の真意
佐藤さんに教わった「底はギザギザに折る」という意味が、やっと分かりました。
山と山の間の窪みに、ガクがスッポリはまるんです。
山の左右を均等にする理由も、このためですね。
検証が後になってしまいましたが、自分の手で確かめることができてよかったです。
バラの内側の折り方は、「②組立編」に詳しく書きましたので、よかったら参考にしてみてください。
(2019.07.14)
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というわけで、意外と苦労した「ガク」でございました。
苦労したおかげで工程を丸暗記できたので、結果オーライでしょう!
今後も忘れないように、しっかり記録を取っておこうと思います。
作る途中の写真や、裏側のショットって、意外と出回ってないんですよね。
せっかくのSNSですから、きれいな完成写真だけでなく、それに行き着くまでの情報もできる限り発信していきたいと思います。
こうした動きが広がって、みんな気軽に情報交換できればいいですね。
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