映画のはなし…レザボアドッグス
僕らが高校生の頃、チーマー全盛期だった。
特にアフリカ系アメリカ人のファッションがクローズアップされ、ギャング映画などをよく見ていた。
juice、ボーイズンザフッド、メナースツーソサエティー、などなど。
メナースツーソサエティーなんかは映画としてかなり面白いのでぜひ観て欲しい。
ウィルスミスの奥様、ジャダピンケットスミスが若い頃に出ていた。はず。
そんなギャング映画を漁ってる時、
「これもギャング映画じゃない?」
とレンタルビデオ店で借りたのがレザボアドッグスだった。
当時、タランティーノの事はまったく知らなかった。
というか、映画自体そんなに興味はなかった。
ただギャングファッションとか、そういうのが観たかっただけだ。
僕は借りて来たレザボアドッグスを観て衝撃を受けた。
今まで観てたギャング映画とは一線を画す、全員黒スーツで、そして何より全員白人。
「あれ?思ってた感じのヤツじゃないな、、」
と思ったが、映画を観るのをやめられない。
どんどん引き込まれて行く。
「わあ、映画ってこんなに面白いんだ、、」
と初めて思った作品だった。
俳優陣も素敵な人ばかり。
ハーヴェイカイテル、ティムロス、スティーブブシェミ、マイケルマドセン、クリスペン、、
僕はスティーブブシェミが大好きになり、これ以降スティーブブシェミの作品は全て観るようになった。
まさに枝分かれ方式。
かなりグロいシーンもあるが、正直これを観てるのと観てないのでは映画に対する見方が相当違うと思う。
そして僕はこの作品に出会ってから映画にハマりだし、悪い仲間と縁を切ったとさ。
ぜひ。
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