誤解されている進化論にはじまり荒井秘書官
なぜ誤解をまねくのか?
私が講師をやっている専門学校でも後期試験が終わり、その採点をおこないました。
1年生の授業ではダーウィンの進化論を説明しています。特に間違った解釈のままでいると非常に危険な考え方になるというのを言っています。
しかし未だに進化論は「サルが人間になること」と理解している学生が多いです。
進化生物学者の長谷川真理子先生は著書の中で「”階段を一歩一歩昇っていくのが進化であって下等動物から高等動物へ進化していく”と捉えがちだがそれは違う」と言ってます。
小笠原諸島の固有種、オガサワラオカモノアラガイもガラパゴス諸島にいるダーウィンフィンチも最高の形態をした生き物であるのです(ヘッダーの写真)。別の言い方をすると人間はエラくもないのです。人間がエライ、人間の中でも社会に適応した人がエライはあり得ません。
そして3年前、進化論は自民党によって悪用されました。
と言っているさなかに岸田首相の秘書官が仰天の発言をしました。
どうも人間はヒトは生物界の中でも上位にあって、さらには性差も男と言う存在があって、そして男はこう言う存在であって、女は・・・・・・と言う考えから抜け出せないようだ。
残念。
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