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結局人の本質は、変えられる

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どんな入学者も、社会で活躍できるよう育成してきた専門学校現場で錬磨してきた信念「人の可能性をあきらめない」クラスマネジメント9年、職場のマネジメント7年の中で社会人の卵も、大人も… もっと読む
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#マネジメントの教科書

人としての器の磨き方

人としての器の磨き方

“リーダーの価値づけの仕方”

学生も部下も、あまりリーダーというものに立候補をしたがりません。かくいう僕も学生のときは誰かを引っ張る、積極的に前に出るなどは苦手な人間でした。

でも係や部、はたまた特定のプロジェクトまで、様々な役割に長がつくポジションがあります。

その役割をやりたがる人と避けて通りたい人。どうしたら積極的に動ける人を育成できるのでしょうか。

「リーダーって何すれば良いんです

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当事者意識を持てない人は、当事者にせよ

当事者意識を持てない人は、当事者にせよ

“評論家にはボールを持たせる”

自分ごとと捉えよ、当事者意識を持ちなさい、人として成長していくために、社会で求められる姿勢の一つ。「当事者意識」

僕も御多聞に漏れず、新入社員の頃に当事者意識の重要性をたくさん教わりました。でも蓋を開けてみると、会議の中で案件者に対し「この場合どうしますか?」と聞く人が多いことに違和感を覚えます。

一生懸命代案を考えた末でのこの質問であれば良いのですが、その表

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向いている、向いていないで悩む部下にどう話す?

向いている、向いていないで悩む部下にどう話す?

“職業の向き不向きという言葉の弊害”

僕はこの職業に向いてる、向いていないという言葉が好きではありません。

なぜなら、この言葉があることで適性がある、無しという考え方がどうしても浮かんでしまう人がいるからです。

言葉を定義づけたり、自分の感情を表現できる語彙力は大事だけど、ときにその言葉があることで諸刃になる懸念があります。

例えば発達障害支援法が平成17年4月に施行されて以降、そ

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成果を左右する褒めると叱るの使い分けの効果

成果を左右する褒めると叱るの使い分けの効果

“褒めた言動は継続し、叱った言動は打ち消してしまう”

皆さんの周りにこんな人はいるでしょうか。

「私褒められたら伸びるタイプです」
「褒められてもどう対応して良いか分からないんですよね。本当に思っている?って疑ってしまうし」

このように一口に褒めると言っても、人によって受け取り方が多種多様なようです。このことからマネジメントを行う上でも、特に意識することなく感情に任せるままに「褒める」と「叱

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