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結局人の本質は、変えられる

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どんな入学者も、社会で活躍できるよう育成してきた専門学校現場で錬磨してきた信念「人の可能性をあきらめない」クラスマネジメント9年、職場のマネジメント7年の中で社会人の卵も、大人も… もっと読む
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#商業出版が夢

あなたのこだわりは何度も伝えなさい

あなたのこだわりは何度も伝えなさい

“伝えたことが伝わるには”

自分は習慣化するまで人に何度も言われたのに、人には一回で伝わって欲しいと願ってしまう、人は誰でも経験があります。大事なのは自覚できているかどうかです。

伝わることの定義は、伝えたことで相手の言動が変容すること。変容に至ってなければ伝えただけで、伝わっていません。

そもそも人は一回言われただけで、言動を変容できるのでしょうか。

日常の例を挙げると、僕の奥さんは

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他責型人材を見捨てない

他責型人材を見捨てない

“他責型人材は、変われると信じ切る”

人のせい、環境のせいにしてしまう人、いわゆる他責型の思考習慣がある人は、果たしていつまでも変われないのでしょうか。この問いに対する答えは人それぞれですが、僕は何度もお伝えしていますが以下のように考えます。

「人はいくつになっても変われる」

これが揺るぎない僕の信念です。では実際にどうしたら変わっていってもらえるのでしょうか。その話に入る前に、

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相手が望んでいなくても育てられる

相手が望んでいなくても育てられる

“本人が自分の望みを知っているとは限らない”

「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」(ヘンリー・フォード)

「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」(スティーブ・ジョブズ)

大衆の要望を聞いているだけでは、車もiPhoneも誕生しなかった、これは人材育成にも同じことが言えます。
人材育成は、以下の3

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あわよくば精神を許さない

あわよくば精神を許さない

“責められる程でもない遅れは早めに芽を摘む”

会議や会食のスタート時間に1、2分遅れて参加してくる人。または職場の朝礼に、他部署の人間と打ち合わせをしていたという言い訳で1、2分遅れて参加してくる、本人は少しはにかみ、少し申し訳なさそうな顔で。

このような1、2分の遅れを見逃すと1、2分なら許されるのかという空気を生むだけではなく、真面目に時間を守る人の意識も堕落させます。そして、細部にこだわ

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