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結局人の本質は、変えられる

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どんな入学者も、社会で活躍できるよう育成してきた専門学校現場で錬磨してきた信念「人の可能性をあきらめない」クラスマネジメント9年、職場のマネジメント7年の中で社会人の卵も、大人も… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

心に届くまであきらめない

心に届くまであきらめない

“双方向に交流できなくてもあきらめない”

心を通わせるコミュニケーションの基本は双方向。文字より電話。電話より対面。よく言われることだと思います。

専門学校現場においても、「こういうクラスにしたい」という担任の熱い想いを、クラスにLineやメールで一方的に伝えても、発信者の熱量ほどは伝わりません。

それよりも、ホームルームの時間に感情を乗せて、表情や声色からも想いが伝わるように発信した方が多

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心根を変えるには、心を動かせ

心根を変えるには、心を動かせ

‟筆取る道と碁(ご)打つこととぞ、あやしう『魂』のほど見ゆるを、深き労なく見ゆるおれ者も、さるべきにて、書き打つたぐひも出来れど”

(『源氏物語 』第四章 光る源氏の物語 光る源氏世界の黎明)

「書を書くこと、碁を打つことは、一見練習を重ねた人ではなくても、持って生まれた才能でしっかりと行うことができる」

これは、三つ子の魂百までという格言の語源になったと言われる文章です。この言葉通り、人の

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口は災いの元、耳は疑いの元

口は災いの元、耳は疑いの元

“チームの一体化の足かせとなるのは流言飛語”

百聞は一見に如かず。誰もが一度は聞いたことがある格言ですが、人が集まってコミュニティを形成する上では、信念として持ち合わせていないと徹底が難しいです。

それほど、人は聞いただけであるはずの情報、すなわち噂に影響を受けやすいのです。

マネジャーとして噂にどう対峙するか、どんな信念を必要とするか、重要性は分かっているけど、無意識に流されてしまうことを

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