どうする51才!?成れるかData Saber!?(4)「思考系Ordeal、正解のの無い問いかけ」

<当面のアジェンダ>

  1. Data Saber挑戦の背景など

  2. 余計な沼に嵌らない

  3. 半分終わってどれだけ苦労したか(主にテクニカル系Ord)

  4. 思考系Ordについて→今回

今回は、思考系Ordeal(2、4、7、10)について書きます。
思考系と書いているのは、絶対の正解がある訳ではなく、考え方を問われている設問だからです。
もちろん、明確な正解のある単純な知識を問われている設問もあります。Ord7とかはたぶんテクニカル系に近く、知識のない私はこっちの方が苦労しました。。。

①思考系Ordealの取り組み方

思考系Ordも大変でしたが、比較的今までの経験・思考方法が生かせたので、そこまで私は苦にはなりませんでした。
という事で、前回書いた以下の取り組み方がなぜ思考系Ordではやった方が良いか、私なりの理解で説明させて頂きます。
まず、おさらいです。

<DATA Saber_Ordealの取り組み方>
KT動画でも、師匠からも、最初このように聞きました。
(1)まずは自分で解いてみる
(2)KT動画、ホワイトペーパーなどを見る、ディスカッションする
(3)正解にたどり着く
(4)再現できるようになるまで復習する

前回書いた通り、テクニカル系Ordealは(1)をすっとばして、(2)(3)早く正解にたどり着いた方が良いです。
一方で、思考系Ordealは必ず(1)をやった方が良いです。その方が結果として正解にたどり着くのが早い、さらに腹落ち感が高い(=再現性が高い)と思っています。

②思考系Ordealで問われている事(私見)

ここまで勉強会やディスカッション、師匠および諸先輩方から聞いた事、もちろんKT動画も見て、私なりに感じた事です。
※ちなみに「Ordeal10禅問答」みたいですが、私が書いている事も唯一絶対の正解ではありません。

今振り返って大事だと思う事は、以下(A)(B)(C)をしっかり考える事/知る事/想像する事だと思います。
・(A)目的=伝えたい事/成し遂げたい事は何か?
・(B)伝える私=どういう立ち場か?
・(C)伝える相手=どんな状況/環境に置かれた人か?

これらは、時間の経過(タイミング) ✖ 置かれている状況や環境
によって現実世界ではどんどん変化していきます。
これが正解の無いと言われる所以だと思います。ストーリーですね(^^)
正解が無いのではなく、タイミング・環境・状況により正解が変わるという事です。
そう言う試練(Ordeal)を実践の場で乗り越えていくための術を身に付けるのが、思考系Ordealで問われている事で、そのための取り組み方として(1)~(4)の手順が必要だと思っています。

③なぜその手順か?

単純に、一人の人間が経験する/知るには、組み合わせの数が多すぎるからです。

ピンとこないかも知れませんが、自分1人の経験/社内の人(同じ環境・カルチャー)の経験を聞いても、知り得ない事や思いつかない事は多く含まれます。
何十年も現場と経営両方の仕事をやられてきた方、同じく最後結果が出るまでのハンズオンコンサルティングをずっとやられてきた方、でないとそんな経験は出来ません。今の時代は変化のスピードが速いので、さらにハードルが上がってます。

それを乗り越える一番簡単で早い方法は
自分とは違う環境/状況(の経験ある)の人の話を聞く事です。
 ⇒疑似体験ですね。

その自分との違いをきちんと理解するためには
○まず自分が今の状況/環境でどう考えているか(自分の軸)を明確にする必要があります。
 ⇒「(1)まずは自分で解いてみる」が最初の手順に来る理由かと。

さらに言うとディスカッション/勉強会が大事だと言われているのは
○自分一人では埋められない疑似経験ができるからです。
 ⇒一つ目と被りますが、グルっと回ってそうなります。

➃何を考えれば良いか?

正解にたどり着き、再現する(腹落ち感を高める)には、以下(A)(B)(C)をしっかり考える事/知る事/想像する事だと、私は思っています。
ただし正解が「タイミング・環境・状況によって変わる」が今回伝えたかった事で、この答えはぜひご自身・ディスカッションを通して見つけて下さい。
・(A)目的=伝えたい事/成し遂げたい事は何か?
  ⇒DATA Saber、データドリブン文化???
・(B)伝える私=どういう立ち場か?
  ⇒1人/チーム、Tableauへの投資積極的/消極的、儲かってる/儲かってない???
・(C)伝える相手=どんな状況/環境に置かれた人か?
  ⇒Creator/explorer/Viewer、上司の立場???

※惑わしてすいません。(A)中長期目的は恐らく変わらないですが、タイミングにより短期目的は変わると思います。

大事な事は、伝える相手、Vizを見る相手、その人の事を考える/煩わしさをとる事に尽きるなと思っています。南無。


<最後に>
自分の想いもあったので、ついつい長くなりました。かつ抽象的で分かり難い。私の文章力のなさで、すいません。
この思考系の学習プログラムは、体験学習などのきちんと理論に則ったやり方で、KT含め先駆者の方々は相当考えたんだろうなと、感服しました。
Tableauとは関係なく、私が比較的まだ知っているファシリテーション/コーチングでもすごく有効な手法だと思いました。
ただし、これを作って受講者にやらせるのは、相当勇気いるなーと思いました。絶対ディスる人が一定以上いそうだし、僕もディスってましたから(^^)

次回以降は、テクニカル系の復習を兼ねて、初めて中身について書きたいと思ってます!

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