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毎月15日だけはお休みにした理由

よくお休みってないんですか?って聞かれる。

お休みってなに? って感じなんです。。と答える。

フリーランスとしてウェディングプランナーの仕事をしているわけだけれど、どこからどこまでが仕事なのかプライベートなのかの境目はない。

ごはんを食べながらテレビをみていたら、外食時のマスクの置き場所問題についてのニュースをやっていて、「あ、そうか! それは絶対ゲストに必要だ、何か用意しなくちゃー」と 思いついたアイディアを手帳にメモ。おくからごそごそマスクケースになりそうなものを物色してみたり。

スーパーの店先にあったポップをみて、こういう飾り方ありだわー。素敵。と写真撮ってストックしたり。

常にPCとスマホを持ち歩いているので、下手をすると立ったままでもデータをチェックしたりインプットしたり、調べ物することもある。

ご成約していただいた新郎新婦様にも、24時間365日、家族や親友と思ってもらって、いつでも気軽にご連絡くださいね。愚痴でも不安になったことでも どんな小さなことでも構いませんから! ただし、、寝ていたり、移動中だったり、打ち合わせ中だったり、、立て込んでいるとき、本番がある日の前後などは、、お返事が少し遅くなるかもしれないのでその時はおゆるしください。。。

っていっているので、「大変ですね」っていわれるのですが、友達や家族へのお返事にお休みとかってないし、個人的には、大変と思ったことはなくて、むしろ、毎日満員電車に乗ってどこか決まったところに通わなくてはいけないとか、嫌な人と仕事しなくてはいけないとかっていう ストレスはないので、ずっと仕事してたい!くらい思ってたりします。

しかしながら、父を2月15日に亡くしたこと、自分が11月15日に生まれたこともあり、毎月15日だけは、家族と自分のために時間を使わせてもらってもいいかな。。。と思うようになりました。

そして毎月の15日を「いちごいちえ」の日と名付けました。

それでも、、メールやラインのお返事は最低限のものはしますし、必要にせまられてついつい予定をいれてしまうこともありますが、、なにもなければあえて仕事はせず、「できるだけ たのしむこと、できるだけゆったりすごすこと」にしています。 

朝ごはんを作るのに、わざと時計を見ないで、ひとつひとつ楽しんで作ってみることにチャレンジしたり。ずっと食べてみたかったスイーツを買ってきて旦那様とカフェオレタイムしたり、録画してあったのにまだみてなかった映画をみたり。ひさしぶりにアルバムを開いて昔の写真を見てみたり。気になってたところをひたすら掃除したり。眠くなったらお昼寝したり。あえて予定を決めずに気の向くままにやりたいことをやってみる。

そうすることで、自分の中にある、本当に楽しいこと、本当に幸せな時間、てなに? という心の声を聞くように心がけています。

なんにでも夢中になってついつい一生懸命になって頑張りすぎてしまい、バランスがとれなくなって失敗してしまうことも多い不器用な人なので、ときどき立ち止まってゆっくり自分と向き合わないと、なにかしでかしてしまいそうで怖い、ということもあります。(^^;) (実際しでかしたこともいっぱいあり。) 

子供の頃、ひ弱でいじめられっ子だったせいか、人からどう思われるかということを ずっと気にしてビクビクしながら生きてきてしまったけれど、「人がどう思おうと関係ない、自分が自分をどう思っているのか、の方がずっと大事なんだ」と旦那様に教わりました。なるほど。

人との一期一会も大事ですが 自分との一期一会はもっと大事。

きっとまだまだ 見知らぬ私が 私の中のどこかにいてくれる、とまた来月の15日を楽しみにしていたいと思います。

いつも記事を読んでくださってありがとうございます。いただいたサポート料金は、耕作放棄地に作る温室ウェディングガーデン設立の費用に当てさせていただきたいと思っています!