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音の研究

ちょっと周波数に興味が出てきていろいろ調べたり、本を読んだりしている。
癒される音楽とか周波数を聞いたり調べたりしているけれど、わからないことだらけだし、興味は尽きない。
ハープをいじったり、音叉を鳴らしてみたり。
もともと音の出るものに興味があるし、自然界の音にも敏感な方だと思う。
昨日の朝、息子の水筒に氷を入れて渡した。
息子が、
「氷、入れた?」
と聞くので、
「入れたよ」
と答えると、さらに、
「何個?」
と聞いてくる。
少ないとすぐに溶けてしまうと思っているんだろう。
「じゃあさ、音で何個入っているか当ててみて」
私が言うと、息子は水筒をガラガラと左右に振り、
「えっと、5個」
と答えた。
いくつ入れたか覚えていないので、開けて確認した。
息子が叫んだ。
「6個や!」
へぇ、1個違い。
息子はなかなか耳がいいのを私は知っている。
鼻歌もうまいし、耳から入った情報はすごくよく覚えているのだ。
目は閉じれば暗くなるけれど、聴覚は耳をふさいでもなかなか完全にOFFにはできないものだと思う。
氷を水筒に追加するたび、何とも言えない音がする。
水筒の中に入って氷の音を聴いたらどんな音がするんだろう。
「いってきまーす」
息子も娘も玄関を押して出ていった。
朝には朝の音がある。夜には夜の。
もうちょっとだけ興味の向くまま、情報収集してみようと思う。
雪の音を録音した人がいるのを知って、すごい、というよりはちょっと悔しいと感じてしまった。
音だけを集めたら私の人生の半分くらいは埋まりそうだ。

#エッセイ #音 #振動 #波動


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