宗教とシロアリについて、父との対話
福井にいる父親と、館山へ車で旅をした。
父はダイビング、僕はその間浜とか島をめぐって、そのあと二人でお土産を買った。東京に住む弟のアメフトの試合を見て、三人で焼き肉を食べた。
色んな話をしたけれど、その中でも記憶から薄れない話をここに記そう。
寺とは
筆者は寺の子である。すなわち、父親は寺である。
数十年前まで、父も寺の子であった。
こんな二人が車に乗れば、語ることは寺のことに決まっている。
寺というのは、いろんな顔を持つ施設であるが、僕と父親の共通した意識として、「心