新型コロナウイルスとインフルエンザの違い
こんばんは。アクセスしてくださってありがとうございます。
まず、類似点を書いていきます。
第一に、どちらも呼吸器疾患、発熱を伴う点。
無症状または軽度〜重篤な症状や死を伴う。
第二に、接触、飛沫、
媒体物によって伝染する点です。
異なる点は6点あります
①インフルエンザは新型コロナよりも
潜伏期間が短く、発症間隔(感染者が
第二次感染者に発症する時間)が短い。
インフルエンザは発症間隔は3日で
新型コロナは発症間隔が5〜6日と推定され
インフルエンザの方が感染拡大のスピードが
速いということを意味します。
②ウイルス排出の違いです。
ウイルス排出とは、ウイルスが宿主に感染し
繁殖して周囲に放出しているときに発生し
排出によって感染者が他人にウイルスを感染
させてしまうということです。
インフルエンザは通常、発症が起こって
2日目でウイルス排出が起こり
最大1週間排出が起きます。
別の研究論文によると、新型コロナは
約20日または死亡するまでウイルス排出が
続くことがわかっています。
またわかっていることでは、最短排出期間
8日から37日目に排出していたという
症例が報告されています。
すなわち新型コロナは長く感染力を
持つことが言えます。
③新型コロナはインフルエンザよりも
二次感染を起こす可能性があります。
二次感染とは肺炎などを引き起こすこと。
インフルエンザは二次感染を
引き起こすことが珍しいのです。
なぜなら次の異なる点で説明します。
④インフルエンザは子供の感染が
原因で感染が広まっていきます。
新型コロナは高齢者と基礎疾患が
ある人を中心に感染が拡大する。
先ほどの二次感染の説明をします。
高齢者や基礎疾患を持っている人は
免疫力が低く簡単に風邪などの
細菌、ウイルスに感染してしまいます。
一方で、インフルエンザ感染拡大の
原因である子供は免疫力もあり
二次感染が起きにくいのです。
⑤新型コロナはインフルエンザよりも
はるかに死亡率が高い点です。
新型コロナはわかっている段階で
約5.5%(世界)の致死率をほこっています。
イタリアでは約12%と高い水準です。
一方でインフルエンザの致死率は
1%前後(世界)と低いのです。
日本では致死率はもっと低く0.1%です。
⑥ワクチンの存在です。
インフルエンザはワクチンがありますが
新型コロナはワクチンが存在しません。
今後開発が進めば感染者は減少するでしょう。
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