【忙しいクリエイター向け】本業の片手間、1年で英語を身につける方法 第6回(総仕上げ編)
前回の記事に引き続き、「毎日の英文法」を例に取り組み方を紹介していきます。
今回は第三段階です。
総仕上げの取り組み方の紹介です。
○仕上げ段階(シャドーイング or リピーティング)
暗唱100日続けてきた皆さま、お疲れ様でした、
と同時に、おめでとうございます!
教材は8割終了です。
おそらくもう日本語を見て、英語が口をついて出てくる状態でしょう。
さあ、そして次の段階は、総仕上げです。
もう本は使わず、音声ファイルのみを使用します。
再生し、読み上げられた英文に2〜3語遅れて、真似して発音していきます。
これをシャドーイングといいます。多分聞いたことあるかと思います。
この教材は、7語程度でできている英文なので、シャドーイング入門には持ってこいです。
いきなり長い文をシャドーイングは初学習者には辛いと思いますので、この程度の文から始めるといいと思います。
そして毎度の通り、シャドーイングしている間も、意味のイメージをちゃんとしましょう。
何も考えず作業的なシャドーイングは完全に無意味で時間の無駄なので、しっかり意味をイメージする事が重要です。
イントネーションや抑揚、どこでフレーズを区切っているのか、なども頑張ってマネましょう。
ちなみにシャドーイングが苦手な人もいます。シャドーイングができないと英語取得できないのかと心配になる人もいると思いますが、気にしないでください。
ぶっちゃけシャドーイングできなければリピーティングで良いんです。
リピーティングとは音声が終わってからマネして素早く発音してみる、というものです。
幸いこの音源には、英文が読まれた後に、空白があるのでそこで英文を繰り返せればOKです。
シャドーイングもリピーティングも、前段階で英文を暗唱しているので、全く負担にならずに取り組めるかと思います。
この段階の目的は、暗唱した英文の正しい音声(ネイティブスピード)を脳に定着させる目的があります。
なので大事なことは、うまく聞き取れなかった英文は、本を見て英文を確認し、その場で瞬時に巻き戻してすぐ聞き取れる様にしてください。
言うなれば、聞こえてくる英文音声に対して、こういう英文を言っているんだ、というラベリング作業です。
この作業は比較的楽なので、1〜2日で1周できるかと思います。
この段階も20周やりましょう。総40日。
ただ最低でも20周です。
いわゆる腕立て50回できるようになった状態なので
自分の気が済むまでやっても全然良いです。
そして、最後の1周か、割と時間に余裕があるときに、1周でもディクテーション(書き取り)を取り入れることをオススメします。
1文1文、再生を止めて、紙に英文を書いてください。
前段階で暗唱してるし、もう全部普通に聞き取れる状態になってれば、楽勝に書けると思います。
これが総仕上げです。
この段階の終了で、英文法の基本の型は身につきました!
順序をまとめます
・英語音声の再生
↓
・シャドーイング(できなかったら空白箇所でリピーティング)
聞き取れなかった英文は、その場で英文チェック、巻き戻して聴き取れる様に
↓
・2日で1周するペースで進める
↓
・20周続ける(うち1周ディクテーションを取り入れるのをオススメ)
・一冊終えるのにどれくらいかかる?
ザッと計算するとこんな感じ
第一段階 : 2日(1周)× 7 周 = 14日
第二段階 : 5日(1周)× 20周 = 100日
第三段階 : 2日(1周)× 20周 = 40日
総日数154日です。
5ヶ月ちょいで一生使える九九の掛け算の様な、基本的な英語の型が身につくんですよ。
大人になると5ヶ月なんてあっという間ですよね、秒ですよ、秒。
これで晴れて「毎日の英文法」をマスターしました!
770文暗唱できたことになります!
おめでとうございます!
次の記事では中学英単語をマスターしていく上でのオススメの教材を紹介します。
やり方は基本、この「毎日の英文法」でのやり方を適用します。
この中学英単語をマスターすれば、「特技 英会話」と書いてもいいレベルになれますので
引き続き学習続けてみてほしいです!
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