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歴史をつなげて 地域をたのしく

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日本史のおうち勉強「猫の手」

日本史のおうち勉強「猫の手」

日本史の勉強で難渋してる学生さん、いらっしゃいますか??

私は勉強からすっかり遠ざかっている中年ですが、過去には
・浪人時のセンター試験日本史で満点
・入学した日本史専攻の知識習熟テストで学科1位
・卒業論文の発表会で、首都圏の大学各校1人の代表に選出
などの経歴があり、かつての職場(歴史資料館・美術館)で講座や展示解説もしていたので、おうちで勉強中のお手伝い、多少なりともできるかもしれませ

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「これから何をしたいか」から
「死ぬまでに何をすべきか」へ
コロナウイルス蔓延の前後たった数週間で、自分への問いかけが変わってきました。


山陰の民芸を、広げる仕事をしようと思います。


もちろん、コロナウイルス終息後ですが。
まだまだ、具体的にはノープランですが。

伝統工芸の作品は、産地と人から離れると、現代アートか100均との競争を迫られる。

さっき頭に降ってきた言葉を、覚え書き

#伝統工芸 #地域 #アート #産業

手仕事の現場は「モノを売り込みたい」のだろうか

手仕事の現場は「モノを売り込みたい」のだろうか

鳥取に行ってきました。日本最後の「ゆるい秘境」だと勝手に思っている、あんまり知られたくない素敵な穴場です。

役所の方のご厚意で、鳥取市河原という、工芸の作り手さんが集住する地区をご案内していただきました。
…写真を一枚も撮らないのは、さすがの私クオリティですね…話をしだすと、他のことに頭が回らなくなってしまいます…

町の役員さんや作り手さんにお話を伺ってきたのですが、異口同音に出た言葉が、

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鳥取の民芸といい、徳島の藍といい、どうも私が気になってるのは伝統工芸らしい。付箋の書き込みなど表立った関心事は歴史だけど、知らず知らず目が向いていたのは、伝統工芸。
という目線で、週明けは鳥取を見て歩きします。雪積もらなきゃいいけどなあ…
#起業 #移住 #鳥取県 #伝統工芸

私が地方の歴史文化に目を向ける原動力って

都会に商品化されるのを待つしかない状況を見ているのが、たまらなくムカムカするから

なのかもなあ、などと、洗濯物を干しながら思いました。真のつぶやき。

#歴史 #起業 #学芸員

「知らん者が口出ししよって」のバリア

「知らん者が口出ししよって」のバリア

歴史にせよ美術にせよ、タイトルみたいなバリアが、詳しい人と「やってみたい人」を隔てているように感じます。

私が大学で歴史学の勉強をしていた20年くらい前に比べれば、インターネット経由で手軽に情報を入手できたり、SNS経由で詳しい人側の発信に触れられたり、隔世の感はあります。
それでも、いまだにこういうバリアは存在していて、お互いの行き来をジャマしてるなあ、と思います。

この「知らん者」には、ふ

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私は「フリーランス学芸員」でした。

私は「フリーランス学芸員」でした。

ずっと私自身の活動を言い表す肩書きが決まらなかったのですが、結局のところ

フリーランス学芸員

という原点回帰な名前に落ち着きました。あくまで自分の中での問題なのですが…

ともあれ、またひとつ気持ちがすっきりしたので、この肩書きで移住と起業をめざしていきます。
ただ、目標は身を置いた地域に根ざした事業なので

(○○県)フリーランス学芸員

というイメージで活動したいです。

とりあえず…きょ

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近江国絵図

トップの画像を、愛猫の寝相から「近江国天保国絵図(国立公文書館デジタルアーカイブ)」に替えました。

卒業論文以来なじみのある土地というのもあるけど、「交通・物流のハブ」としての歴史的な役割が、京都をはさんだ大坂とくらべて過小評価されている印象があって、勝手に肩入れしたくなる地域でもあります。私の肩入れ、近江的には特に要らんだろうけど。
#歴史 #ソーシャルビジネス 学芸員 #滋賀県 #近江国

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展示や講演といった枠組みの中で企画を立てる経験はあっても、モヤモヤした課題から事業をカッチリ固める経験なんて、今までなかったんだよなあ。
勤め人じゃなくなるための、産みの苦しみなのかな。

#起業 #歴史 #文化 #地域 #ソーシャルビジネス #ソーシャルデザイン #学芸員