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第3期Σリーグ自戦記 第6節第1試合

まさきと申します。
第3期Σリーグにエントリーし、この度「ぽんてんLv47」の刃金しろがねリーダーに指名を頂きました。優勝目指して頑張ります。
本noteは自身3戦目、第6節第1試合の登板の振り返りとなります。
是非、最後まで読んでください。

対戦相手は、日菜むいさん、メカZさん、あすにゃむさんとなりました。

先切りあれこれ

東2局。打3mと打1sの比較。打1sの方が1枚多いが、上家が2sを必要としてない=チーできるという要素と、 親が先制をしてきた際に1sは切れるが3mは切れないという要素で打3mとしました。

今回の牌姿に限らず、334mの3mを先に切るかっていうのは年がら年中話題になるじゃないですか。どっちが得かって。
基本的には、
・その牌を残す事で増える受け入れ枚数
・その牌の安全度
の2要素で判断する事になると思います。
しかし、例えば3mを自分以外の2者が切ってる時って「受け入れは減ってるけど安全度は高い」んですよね。逆に、誰も3mを切ってないときは「受け入れは増えるけど危ない」。
なので、この2要素は割と喧嘩しがちだと思います。
この2要素が喧嘩をしない例としては、同じく334mが手牌にある時に、4mや6mを切っている人が複数いるケースあたりでしょうか。
この場合は「3mが山に残っていそうな上に安全」なので、3mを残す事のメリットがかなり多そう、と言えそうです。

「ソバ感」がありすぎて打てなかった4m

親から先制立直。一発巡目でかなり怖い4mを掴みました。
立直宣言牌が待ちの関連牌かどうかは、
・6mの周辺牌が宣言前に切られているか(くっつきの一向聴だったことが否定出来ればソバテン率が少し上がるため)
・その牌の安全度(手牌価値の為に存在していたのか、守備の為に持っていたのかで意味が全く異なる)
でざっくり判断しています。
で、これはめちゃくちゃ47m待ち(もしくは4mと何かのシャボ)に見えたわけです。 ぼくは打3mならほぼ通り、かつ聴牌維持なので打3mとしました。

mortalは打4m推奨、NAGA(5タイプ)は微差で打3m推奨でした。
4mで一発放銃になったら「読めてない人」みたいでかっこ悪いのですが、 「25mの待ちが絶好なんだから4mを打った。何が悪い」でいいと思います。 思ったより筒子でまだ通ってない筋が沢山ありますしね。 現物なので切ってくれる可能性も高い事も含めて。
ちなみに同じ6mでも、チーテンで6mが出てきた場合は打3mが正着になる確率が上がりそうです。 立直宣言牌はどれだけ怪しくても「そこが入り目だった」事がある以上、危険度はどこまで行っても「そこそこ止まり」なのですが、 チーテンは入り目が分かるからです。

結果としては、「赤5mでの和了を逃したけど4mが出て和了れた」となりました。1翻損しました。
「赤5mツモよりも先にメカZさんが2mを打ってる」と思うかもしれませんが、メカZさんは僕が4mをバシンと打ったら2mを打ってない可能性もあるのでその辺りはわからないです。

三色への執念と常識的選択

東3局、9pをツモって来た場面。

打4mとしました。超三色手順です。
どこが頭になるかがまだはっきりしていない牌姿のため、689と残す事で少しだけ頭が作りやすいという側面もあります(まあ大体6mは出ていくんですが)。

mortal、ニシキは懐疑的(9m推奨)、ヒバカリとカガシは4mでした。もっと否定されると思っていたので肯定するタイプもあって驚きです。

7mツモ。手作りが最高の結果になりそうで、ワクワクしました。

あすにゃむさんから先制立直。そのタイミングでツモ5p。
僕は泣く泣く打9pとしました。
「打っていた僕」も「応援配信」も「NAGA」も「mortal」も打9pを選んでいますが、 僕はΣリーグルールでは打1pもありかもと思ってしまいます。
「1pを残して偶然2pをツモってきた時」と、「9pを残して偶然8pをツモってきた時」で手牌価値が割と違うからです。
9pを残した者には跳満くじが当たる権利が残ります。流石にやりすぎなんでしょうけどね。
結果としては次巡に8pをツモって打7p立直。
あすにゃむさんに嵌7pでストライクしてしまい満貫放銃となりました。

押し返しの三択クイズ

南2局。この半荘はあすにゃむさんが一生先制立直していたのですがこの局も先制立直を受けました。そんななか一応一向聴になりました。
東を偶然重ねた瞬間に別ゲーになるので4mくらいは行きます。

完全安牌がないので引き続き頑張ろうとなるのですが、押し返し方に個性が出そうな感じですね。

・打東→一番攻撃的。ロンと言われたら終わりだけど通るなら一番いい。
・打7m→穏やか押し返しその1。セットで出ていく可能性が高い8mが別に通るとは限らない事を把握しておく。
・打5p→穏やか押し返しその2。別に58p待ちは否定されてない事に注意(そこそこ通りそうだけど)。14sが先に入った時の69m待ちは東単騎よりも和了れそう。打点が低いと思いきや、平和と一盃口が複合すればトントンなので実はそこまで変わらない。こちらの選択も聴牌時に結局ドラ東を河に置くことになるという事を念頭に置いておく。聴牌してから「やっぱやめーた」としない。
打5pは5pが一旦通ったあと更に無筋を引いてこれは無理やとなったときには、5pを続けて切ればいいという降りやすさの面もあり。
と、3種類の牌が推奨されている難しい形だったのですが、僕は打7mにしました。

ツモ1s。ドラ東単騎で追いかけ。偉い。勝て。

なんでやねんという感じで5sを掴む。痛すぎる9600の放銃。

この後南2局1本場で5200(5500)、南3局で8000の加点をして猛追したものの最後には逃げ切られてΣ3期では最初のラスとなりました。

まとめ

全体的には不運だったのですが所々もっと得だったかなという選択が存在し、僅差でラスったのは悔しいという感じです。
ですが、先制を受けた時にすぐにべたべたと辞めず、結構食らいつけたのは感触としてはとてもいいです。
このゲームは「めくり合いになったらどれだけ頑張っても放銃する時は放銃する」という事実がとても重要で、それを忘れて「放銃しないようにしなきゃ…!」という気持ちが先行し始めると地獄に突入します。なので次節以降の自分の登板では慎重になるどころか更に積極的な選択を取る事になると思います。
僕はよくこの気の持ち方を、「雀魂のアルゴリズムに運命を任せる」と表現しています。怖いですけどね。
あすにゃむさんが強すぎるので3回目の同卓があったら今度こそこてんぱんにしたいと思います。


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