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ガイアの夜明け「令和流次世代の育て方」

9/2放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」が興味深い内容でした。

中川政七商店の取組みとして、大手町の一角に学生に任せる店をつくるという「アナザージャパン」という取組みが取り上げられていました。このプロジェクトは、東京駅から徒歩5分(大手町)のビルに店舗を構え、仕入交渉・在庫管理・店内のレイアウト・接客等々、を全て学生が行うというものです。

参加する学生さんたちがプロジェクトの経過をnoteに投稿しています。知らない同士が集まって、他人のお金を使って、時には色々な人に迷惑を掛けながら取組むので、すごく大変なんだろうな、と思います。

そのような環境で、リーダーシップやマネジメント等を体得していく姿を見ていると、小さい子供が居る身として、将来子供たちがこんな大学生になってくれたらいいなと思いました。noteをされていたのでこちらも拝見しました。

お店の方も拝見してきました。中小企業診断士&金融マンという目線で見てみると、「お店を地域縛りで作るのは難しい」という感想になりました。自分だったらどうやったらうまく売り場を創れるか、PRできるか、インストアマーチャンダイジングや接客ができるか、と考えながら見ていました。

「いつも行くあの店」になるためには、色々なことをお客さんに向かって整えていかないといけないんですよね…。金融マンをやっていますと、同じように見える小売店の儲けが全然違っていて、そこから現場を実地で見てようやく見えてくるようになりました。

それで色々分かった気になっていたのですが、そのあと中小企業に出向して新規事業を自分でやって、売上が立つことがどれだけすごいかがやっと分かりました。それが32歳の時なので、20歳そこそこで同じ経験ができるというのが、大変羨ましく思います。

創業・スタートアップについては、コンセプトが面白いと思っても、オペレーションのツメが甘く提供価値が生まれていない案件を多く目にしてきましたので、こういった経験から、良い事業が生まれていく可能性があると感じました。私が主催しているオンライン勉強会での講演、ダメもとで頼んでみようかな…

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