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【サッポロビールの社長と飲んだ話】物販とコミュニティの #ビヨンドコロナ

昨日、キッチハイク×サッポロビールによる「HOPPIN‘ GARAGE」のイベントに参加した。


■「HOPPIN‘ GARAGE」とは
「HOPPIN’GARAGE」は、一般消費者から募った斬新なアイデアをもとに極小ロットでビールをつくり、コミュニティ内のユーザー評価や市場性を踏まえて実際に商品化を目指すプロジェクトで、既に16品のオリジナルビールが試作品として生み出され、450回ものイベントを開催することで延べ5,000人近いお客様が参加するビール好きが集うコミュニティへと成長しました。

結論、めっちゃ楽しかった!

もちろんビールがめちゃくちゃ好きと言うこともある。が、これに参加したのは、まさに物販の #ビヨンドコロナ だと直感的に感じたから。


事前に枚数限定のイベントチケット(4,000円)購入

ビールが12本送られてくる

YouTubeで新作発表会(公開)

Remoを用いてオンライン飲み会


内容としては、この新作ビールに企画したコピーライターの石井ツヨシさんだったり、醸造家の方の話を発表会で聴いたあと、Remoで「同じテーブルで少人数で」彼らから直接話を聞くことができた。
まさにビール好きのためのイベント。

Zoomとは違ってリアルのパーティに近いRemoの特性がうまく活かされている。

HOPPIN‘ GARAGE自体は前から気になっていたものの、東京のイベントが多いイメージがあって、いまいち参加していなかった。今回新型コロナの影響から、オンライン開催となったが、むしろこれって地方勢からするとすごくありがたい。

ちなみに、私がこのイベントを面白いとおもったのは、

①「物販」の視点からみると、「イベントとむすびついた物販の新しい形」とみることができ、

かつ

②「オンラインコミュニティ」の視点からみると、ビールというキーアイテムを用いてリアルの飲み会の「共時性」を再現していたとみることもできる

からだ。


①「イベントとむすびついた物販の新しい形」
当日発表された新作ビールは、発表会当日から新作ビールはAmazonで購入できる

のだが、Amazonでの販売価格は4,378円(4/17現在)、
対して当日のイベント(「同じビール1箱つき」)は、4,000円。

と、実はほとんど同じ金額。つまり、見方を変えると今回のイベントチケットは、「イベント付きビール」なのである。

それをイベント重視として見ると、こんな感じになるわけで。


同じ「webでモノを売る」のであっても、こんなに魅力が違って見える。
Amazonでは発表会当日から買えるが、当然当日注文しても、新作を飲みながら発表会に参加することはできない。

あくまでチケットを事前に購入した人だけの先行限定感がうまい。


②ビールを用いた「共時性」を再現
今zoomなんかではやっている「オンライン飲み会」ももちろん楽しいのだが(子育てしてる四国の友達が参加してくれたり)、今回のイベントは「みんなが距離を隔てて同じビールを同時に楽しんでいる」という状態が本当に面白い。


しかも、先述のとおり、醸造家さんや企画した石井さんと、ビールについてのうんちくをはなせる…
こんな素敵なオンラインイベントは初めて。


そして、「なんか接続環境悪いおっちゃんがいるなー」と思っていたら、同じテーブルにいたのはサッポロビールの社長でした。

オンラインって、社長や醸造家といったエンドユーザーから遠い人たちが、フラットに交流するということを劇的に実現する。いやー、おもしろい!

物販として、オンラインコミュニティとしても、本当に #ビヨンドコロナ を感じた!


モノがあるから、オンラインはもっとおもしろくなる。

オンラインでのコミュニケーションハードルが限りなくゼロ近くにまで下がっているこの状況は、実は「実物」を扱う製造業や飲食業にとって長期的には追い風なんじゃないかと感じた。


とかなんとか難しいこと書いたけど、
ビール好きが、距離を超えて時間とビールを共有する、本当に素晴らしい機会でした。

またフラッと、どこかの見知らぬ飲み会に参加してみよう。

図w1


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