マネタイズの本質は、ハードル設計をすること。

ビジネスの本質は社会貢献です。
社会に対する価値提供と言っても構いません。

しかし、ビジネスはこれと一見矛盾する仕組みを持ちます。ハードル設定という仕組みです。マネタイズのためには、何かしらのハードル設定が必要です。食品を無料で提供するフードパントリーというボランティア活動がありますが、そこで食品を受けとった人がキャッシュを払う必要はありません。だからこそ、ボランティアなのです。もしここからマネタイズするなら、食品を受けとるにはキャッシュが必要となるでしょう。

ビジネスの本質は価値提供ですが、その価値提供を継続・発展させるためにはマネタイズが必要となります。マネタイズのために、価値は障壁で守られることになります。誰でも自由に入手てきるものであってはいけないのです。価値を得るためには、障壁を取り除かなければならないようにする必要があります。

マネタイズの本質はハードル設定です。価値を守る壁を作ることです。逆に言えば価値を受けとるために、何かしらの障壁を越えなければならないようにすることです。家庭教師の指導を受けたいなら、指導料を支払う必要があります。YouTuberの動画を見たいなら広告を視聴しなければなりません。Minecraftで遊びたいなら購入しなければなりません。
価値を守る壁を作り、その壁を取り除くためにキャッシュを必要とすることで、マネタイズがされます。

ビジネスの本質は社会貢献であり、価値の提供です。しかし、キャッシュがなければビジネスを継続・発展できないため、マネタイズが必要となります。マネタイズのために、本来的には社会に広めたい価値であっても、障壁の中に閉じ込めるのがビジネスです。つまり、ありとあらゆる値段は、障壁の除去料金、もしくは価値へのアクセス権の対価と言えます。

ですから、マネタイズをしたいのであれば、価値を保護するバリアを作りましょう。そしてそのバリアを取り除くためにはお金が必要とするのです。

もしそのようなバリア構築を躊躇してしまうのであれば、他のマネタイズ方法を考えたほうがよいです。

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