行き詰まりを解消するのに役立つ思考法

今回は、行き詰まりを解消するのに役立つ思考法をご紹介します。

私は現在、Twitterでフォロワー2000人を目指しています。現段階で1500人超です。

2000人に到達できる自信はあるのですが、行き詰まりも感じています。

こういう時に役立つのがTOC（制約理論）の「クラウド」というものです。

今回は、クラウドという思考ツールを使って、行き詰まりの解決策を考えてみたいと思います。

なお、クラウドについては、下記の記事に詳しいです。

「クラウド」という思考ツールで、対立した状況を解決した子どもの事例

【１】対立する行動を書き出す

Twitterのフォロワーを増やすためにするべき行動は、どれも常識的なものです。フォロワーの方々にとって、価値が高いツイートをすればするほど、フォロワーは増えます。

しかし、「フォロワーの方々にとって、価値が高いツイートをする」を意識するのは、決して心地よいものではありません。フォロワーの方々を操作しようとしているような後ろめたさが生まれます。そのため、「価値の高いツイートをしない」という行動を選びがちです。

「フォロワーの方々にとって、価値が高いツイートをする」と「フォロワーの方々にとって、価値が高いツイートをしない」というジレンマが生まれます。

このジレンマを解決することが、行き詰まりを解消することにつながります。

【２】行動の目的を書き出す。

「価値が高いツイートをする」という「理想的な行動」と、「フォロワーを操作するようなツイートはしない」という「妨げる行動」が対立しています。

この対立を解消するには、それぞれの行動の目的・趣旨に立ち戻ることが重要です。

「価値が高いツイートをする」のは、「フォロワー獲得のため」です。一方で「フォロワーを操作するようなツイートはしない」のは、「自分が気持ちよくツイートをするため」としましょう。

そうであれば「自分が気持ちよくツイートをする」と「フォロワー獲得」が両立させることができればよいことになります。もしくは「自分が気持ちよく、フォロワーにとって価値が高いツイートする」でもよいでしょう。

【３】解決策を書き出す

まず、２つの目的を両立させる方法を考えてみます。「自分が気持ちよく、フォロワーを獲得するツイートをする」というものです。

たとえば、次のようなものが考えられるでしょう。

・自分が好きなものについて語る

　これは常套手段の１つかもしれません。例えば私はラップバトルが好きでよく見ているのですが、これについてツイートをすると、ほぼ必ず反応してくださる人が１人います。また、それに関する言葉で検索してきた方と新しいつながりができることもあります。

・botを使う

　私は現在でも反応がよかったツイートはbotにして、定期的にツイートしています。こうすることで、自分の中にある良心の呵責が少なく、自動的にフォロワーが付きやすいツイートができています。

・「パワハラ」で検索して、困っている人に向けたツイートをする

　ツイッター上にはパワハラで困っている方が大勢いるのですが、その一人一人にコメントを入れていくような余裕は私にはありません。しかし、その人に役立つような情報発信をすれば、結果的に同じようなことで困っている方々に届く価値が高いツイートができます。

【４】実行できるものを実行する

書き出した解決策は、すべてジレンマを解決するものになっているはずです。

ですから、その解決策は全部実行に移してみましょう。

私も現在、すべてを実行に移しています。

それでもまだ行き詰まりや、ジレンマを感じるなら、そのときはまた改めて考えなおせばいいんです。

大切なことはジレンマを意識し、そのジレンマの解消を意識することです。

反対から言えば、ジレンマを生じさせないものについては、考えなくてもよいということです。フォロワー数を増やす行動をする上で、さまざまな問題はありますがジレンマを生じさせない問題については、あまり考えなくてもいいということです。

あなたが直面しているジレンマを大切にしましょう。

そのジレンマを解消することができれば、飛躍的な進歩ができるかもしれません。

ジレンマを解消するには、今回ご紹介したＴＯＣの「クラウド」というツールが役立ちます。ぜひ使ってみてください。