マックスむらいチャンネルの休止について、元部下〝バイヤーたてさん〟だった私が思うこと

　AppBank株式会社のCEOであり、登録者数150万人を超えるYouTubeチャンネル「マックスむらい」のメインパーソナリテイィーである村井ともたけさんが、チャンネル休止を発表しました。2020年の7月20日に、マックスむらいチャンネルで「【ご報告】チャンネルを休止します。最後にやりたいこと」という動画が公開され、その中で活動休止について言及があります。

　私は、基本的にガジェットレビューやクラウドファンディング・プロジェクトやアプリの紹介などをしているので、あまり他のチャンネルの動向についての動画や文章を公開するということはありませんでした。

　けれども、今回は特別です。

◆ マックスむらい、AppBank と筆者の関係

　ご存知ない方のために、ご説明すると、上記のチャンネルは、AppBank が所有をしており、私、officeTATEが運営をしているチャンネルです。また、私が2013年から数年間、AppBankで働いており、その際にこのチャンネルがマックスむらいチャンネルのガジェット初回コーナーからスピンオフした、という経緯があります。

　このような現在と過去のつながりがありますので、その関係性の深さを踏まえて考えるなら、今回の「チャンネル休止」に関して、私が思うところをお話しする、というのは自然なことなのかなと思います。

◆ マックスむらいが「チャンネル休止動画」で話したこと

　まず、これからのお話の前提として、むらいさんが「【ご報告】チャンネルを休止します。最後にやりたいこと」という動画で話していたことの概要をまとめます。

　この動画で言われていたことをまとめると……

（1）マックスむらいchをいったん休止する
（2）他のチャンネルは休止しない
（2）マックスむらいchの休止前に約10本前後の動画を公開する

　という内容でした。

◆ マックスむらい チャンネル中止について思うこと

　さて、これに対して私が思うこと、個人的な見解をお話していきたいと思います。私自身、いまはAppBankに社員として所属しているわけではありませんし、この動画の内容について事前に相談をおこなっていませんので、あくまでも個人的な見解です。

　まず、視聴者のみなさんのことを考えると、やっぱりビックリした、さみしいという反応をされている方が多いのかなと思います。公開からまだ1日経っていませんが、500件を超えるコメントが書きこまれていて、ねぎらいや驚き、悲しみなどを伝える声が多く見られます。休止に関しては急な発表でしたし、私も驚いたので、みなさんのこういう反応は自然だと思います。

　ただ、ひとつ整理しておきたいのは「引退」や「終了」ではないという点です。先の発表では「休止」が発表されたわけで、冒頭むらいさんは強調するように「いったん休止」と言っています。さらに言えば、これから10本前後の動画を公開することを宣言しているわけですし、他のチャンネルでの活動は続けるという話ですから「マックスむらいがもう見られない！」みたいな“はやとちり”はどうがしないでいただきたいと思います。

　あと、1つ思ったのは、こんな時代ですし、いろいろ悲しいニュースもめにつくときですから「休むよ」というメッセージを発するというのはいいことなのかなと感じています。

　つぎに、村井さんのことを考えると、当たり前ですが、休止というのは大きな決断だったのだろうなと思います。ま、ただ、私の勝手な予想、推測ですけど、いま村井さんの頭の中は「前向きなこと」でいっぱいだと思うのでうよね。休止するかについては悩んだかもしれないですけど、休止を発表した時点では完全に「次の何か」にフォーカスしているはずです。　

　まぁ、それが何かというのは、私もわかりませんが、おそらく5年とか10年に1度とか、そういうレベルでの方向転換がある可能性もあるなという想像です。

　2007年に日本でiPhoneが発売され、2012年にパズドラがリリースされ、2015年にAppBankが上場しました。こういう大きな節目があって、その前後ではやっぱり大きな変化があったわけです。もともとは、鎌倉の小さなマンションの一室で生まれたBlogサイトがAppBankだったのですから、そこから今をみたら大変に大きな変化があったわけです。

　次の変化は何か、というのはまだ発表されていないわけですから、何がおこるかはわかりません。例えば「マックスむらいの宇宙旅行」かもしれないし、マックスむらいのイカつり漁船」とか「マックスむらいのイチゴがり」かもしれません。個人的には「ヒグマ vs マックスむらい」が見たいです。

　まぁ、それはさておき、次のマックスむらいが何になるかは、あるいはマックスむらいではなくなるのかはわかりませんが、何が仕込まれているだろうなという期待はあります。

　あと、ユーチューバーの「マックスむらい」ではなく、AppBankの村井社長としのて仕事が増えそうだというのは村井さんがインタビューに答えて話している内容からも推測できます。こちらに関しては、AppBankのコーポレートサイトを見ると企業活動がわかると思うので、引き続き村井社長の活動に興味がある方はそちらをチェックすると良いかもしれません。

　そんな感じで、マックスむらいのチャンネル休止に関してかつての部下であった私の思うところをまとめるとこの2つです。　

　1つめは視聴者のみなさんはびっくりしたりショックを受けてるかもしれないけど「引退」とは言っていないので、そこは心配し過ぎないほうがいいと思いますよ、ということ。

　2つめは、村井さんお疲れさまでした、と。そして、きっと次の1手はなにか大きな変化なので、発表をまっていますよ、ということです。

というわけで、今回のお伝えしたかったことは以上です。この内容が気に入っていただけたら、ぜひフォローをお願いします。

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