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Bunny and Reversiについて

Feelcercaのゲームは主に3名のチームで開発しております。Bunny and Reversiではゲームデザイン(鶴田さん)、イラスト(ALK)、ディレクション&プログラム(私)でした。

鶴田さんとは15年くらい前に発売されたモンスターを収集・育成して戦うRPGの開発で一緒になりました。その後何年も会っていなかったのですが、「あの開発者はここにいた!」的な記事で鶴田さんを思い出し、連絡を取ってまた一緒に開発するようになりました(記憶違いでしたらすみません)

その記事というのは下記です。まだ読めます。

Feelcercaは2020年7月7日に設立しまして、Bunny and Reversiはその設立後の第一作目となります。当初、他にもゲームの企画は立ち上がっていましたが、早めに何かしら商品を出したいということでUnityAssetStore向けにリバーシのテンプレートを出してはどうだろうと考えました。そこでALKにイラストをお願いして描いてもらったのですが、出来上がったイラストの出来栄えが想像よりも良かったのです。これはテンプレートとして売るよりもゲームとして完成させてリリースした方が良いのでは!とその時思いました。

そんな流れなので、当初の目的からずれて行き当たりばったりな感じでした。シンプルなリバーシを作ろうと思っていたところから、かわいいキャラクターが出てくるゲームに変わったので、世界観やストーリーは完全に後付けです。まず実際に作ってみてプレイしながら面白くなるように仕様変更を繰り返していきました。もしこれが受託開発であれば怒り心頭なのですが、自社製品の開発となるとこの自由な作り方が作品創ってる感じがしてとても楽しいです。結果、面白いゲームができたと思っています。

Bunny and Reversiをリリースして色々と問題が見えてきました。見た目がかわいいのにゲーム自体は本格的なリバーシのAIを採用しているので、難易度が高くてプレイし続けるのが辛いという見た目と内容の乖離です。これはリリース前から実は気付いてはいたのですが、私がリバーシ好きなのでどうしてもAIを強めにしておきたかったのです。ゲーム自体は面白いのですが、これでは多くの人に楽しんでプレイし続けてもらえません。

現在、他のゲームタイトルの開発も進めていますが、Bunny and Reversiのテコ入れも並行して考えています。ver1.1は開発がほぼ終わっていて現在リリースの準備を進めています。ver1.2も準備中です。ver1.2では既存キャラクターのスキン替えの機能を予定しています。勝敗チャレンジなしでミッションをどんどん進めていけるような形への修正も検討しています。ver2.0まで予定は立てておりver2.0では対戦もできるようにする予定です。

Bunny and Reversiの続編的な企画も立ち上がっていますが、本格的なリバーシが楽しめるゲームとして初代Bunny and Reversiの開発も引き続き続けていきます。

今後ともよろしくお願い致します。


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Masahiko Nitanda
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