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それぞれの、アレ。曖昧さを大切にできるコワーキングでありたい。

こちらは、沖縄大宜味村のコワーキングSEASIDE OFFICEさんが1週間にわたって開催する「Coworkation Okinawa 2021 」へ参加し、その感想をつづったブログです。

基本現地集合現地解散、途中参加&途中退場OKなコワーキングツアー。全国各地の面白そうなコワーキングをベースキャンプ地に、地域とつながるツアーです。僕個人的にも全国をときどき移働して、僕の住む佐久と勝手につないでいますが、ローカル同士は競合せず、むしろ共創の関係性ができると思っています。そんなつながりをつくりに、今回参加させていただきました。
ちなみに、僕は24日(水)~27日(土)の3泊4日で参加しました。

◆曖昧さはコワーキングを創造的な場にする

・沖縄独特の緩さや優しさは「あれ」にあった


今回のツアーもいろいろな気づきがありましたが、タイトルにした「ぞれぞれの、アレ」というのが今回の気づきであり、これはコワーキングづくりに良い視点を与えてくれてるんじゃないかと思ったので、ブログの冒頭ではありますが綴っておきたいと思います。

これは、今回のイベントの主催であり、大宜味村でというコワーキングSEASIDE OFFICEを営む桃原さんとの会話中に出てきたことでした。桃原さんは東京出身ですが、沖縄に移住してすでに30年。沖縄の外の視点も持っているし、中の視点もすっかり持っている人です。ですので、毎回飲みながら語っていると沖縄のことを教えてくれます。

沖縄の人って議論したりするとき、「あれだから」とか「これだから」という表現をよくするそうです。沖縄に初めてやってきたときに就職した会社の会議で、これに直面した桃原さんは困惑したそうです。会議でも「あれだから」「これだから」と言っていて、いったい何のことを指しているのか全然わからなかったそうで、何が決まったのかもわからない状態で会議は終わったそうです。

日常会話でも、例えば3人で飲んでたとして、二人がちょっとした言い争いになったとします。その時、それを聞いていたもう一人が、「今日はもう「あれだから」この辺にしておきましょう。」といってなだめて、言い争いは終わったりすることもあるようです。

会議にしろ、日常会話にしろ、それぞれの「あれ」っていったい何なのか明確にすることもなく、曖昧なままにして会話が終わる。これはこれで、問題になることもあると思うのですが、でも、僕はこの曖昧さが、沖縄独特の「ゆるさ」であったり、やさしさを生み出していると思いました。このおかげで、相手を必要以上に追い詰めないし、僕自身も大切にしたいと感じました。

・厳格さはコワーキングを殺す

この「あれだから」をコワーキングに当てはめて考えてみると。

交流を促進したり、新たなコトを起こしたりするのには、けっこう重要なポイントだと思いました。それはなんでかというと、僕自身も身をもって体験しましたが、コワーキングでがちがちのルールを作ると、コワーキングではなくなってしまうからです。

ワークテラス佐久を運営しはじめてすぐのころ「ウェブ会議の声がうるさくて集中できない」という利用者がいました。どうしようか迷ったわけなのですが、今となってはブレブレだったなと思うわけですが、ウェブ会議も会話も禁止な「集中スペース」という場をつくりました。
そうするとどうなるのか。この部屋は会話できないルールなので、会話絶対しないわけで、ただの作業スペースになるわけです。しかも、運営側から通告したルールになってしまったのが、あとあと考えるとよくなくて、この雰囲気が場全体に広がってしまって、運営スタート直後はまったくもってコワーキングと言えない場になってしまいました。

その時「うちはコワーキングなので『あれだから』もうちょっと様子見てください」みたいなので流しちゃえばよかったなと、今となっては思います。その利用者さんの言うことは、ごもっともなんですが、コワーキングにはそもそも向いていないのです。

ルールがあいまいだからこそ、当然何か困ったことや、認識がずれて「あれ?」って思うことが起きます。普通は運営側にクレームが入ってルールばかりつくってしまうのですが、それをやってしまうと上述したようにコワーキングではなくなります。

逆に、良いコワーキングというのは利用者同士でこの曖昧さから対話が生まれます。対話の結果を全体のルールにしたりは、基本しません(もちろん総意でルール化することもあるけど)。対話から気づきを得て、自分自身行動を変えていくからです。

この曖昧さを受け入れられるメンバーが多ければ多いほど、創造的なコワーキングになっていきます。それはなぜかといえば、あいまいさを許容できるからこそ、ゆるーい空気ができて、安心できる場ができるからです。安心できない場で、どうして自分の素をだすことができるでしょうか。あと、なぜ許容ができるかといえば主体的であり建設的な人だからです。言い換えれば、自立していて、相手のことを思うことができて、共創関係が創れる人だからです。

こういった素地があるから、コトが生まれるんだと改めて思います。これこそ、曖昧さが生み出す良さだと感じます。

ちょっと拡大解釈気味かもしれませんが、少なくとも普段一緒にいる仲間とは、もちろん時と場合にもよるとも思いますが、曖昧さを大事にして行こうと思います。

今回も良い気づきをいただきました。

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さて、今回はこのツアーの「置きブログ」にも掲載してもらうことになっています。ですので、一人でもこのブログを読んでいただいて、大宜味村に行きたいなと思ってくれる人が現れたらうれしいので、様子を綴っておきます。

◆大宜味村(ツアー3日目)

若干前後しますが、今回大宜味村がメインなので、大宜味村から綴っておきたいと思います。

・大自然に囲まれたコワーキングSEASIDE OFFICE

大宜味村。那覇から車で約1時間半、沖縄の北部国頭郡にあります。やんばると言われる場所です。海と山、本当に自然豊かなところ。そんな環境にSEASIDE OFFICEはあります。コワーキングスペースにゲストハウスも併設されています。そしてすぐ隣には居酒屋があるので、コワーケーションで長期滞在したい人にはうってつけの環境です。

目の前はほんとーにきれいな海
振り向けば山
SEASIDE OFFICE外観
山を眺めながら仕事
隣に居酒屋
2階にはゲストハウス
建物横にはたくさんのシークァーサーの木が。もともと山側はシークァーサー畑だったのだそう。
なってるの初めて見た
シークァーサー収穫体験させてもらいお土産に

・しっかりつないでくれるコワーキング

さて、環境も素晴らしいのですが、ここは冒頭紹介した桃原さんという方が運営しています。この方がいてくれるのがポイント。しっかりとコミュニティが出来上がっているコワーキングです。早速、桃原さんが思う、この辺の良いところを教えてもらいます。これなんですよね、観光雑誌に載っていない(載っていたとしても)、巡る楽しさが違います。今日は地元のコワーカーさんはいませんでしたが、後述しますが、翌日以降は地元の方も含めて交流が行われています。
流行りに流されてワーケーション企画してる人は見落としがちなのですが、ちゃんと地域と繋いでくれるかどうか、これなんです。長い目で見たときに、これが出来るかどうかが、とても大切。(もちろん地域の人たちの事も想った上で、というのが大前提だし、ワーケーションの目的を何に置くかでも変わる)

人とのつながりを求めるコワーケーションする人たち、ここは間違いないですよ。

2年ぶりに3人で再開、笑顔でチェックイン。

・おすすめスポット巡り

桃原さんに教えてもらったおすすめスポットを巡りました。

<オクマプライベートビーチ&リゾート>
海もきれいだけど、空がすごい。こちらはもともと米軍の持ち物だったそうです。隣には米軍の基地があります。以前はそちらの基地の方にも入れたようですが、コロナ禍になり、原則入れなくなってしまったそうです。
米軍と沖縄の関係はいろいろと桃原さんに聞きましたが、ここでは割愛。
こんな場所で、コワーケーションは絶対サイコーですよね・・・。

<食堂ひまわり>
オクマプライベートビーチのすぐ近く。食堂ひまわり。沖縄そば屋さん。
ここ一番人気の「牛肉そば」と、ちょっと欲張って「焼きめし」を注文。うまい!!たぶん80代?のおばあちゃんがやっていますが、どこの地方も一緒かもしれませんが、そろそろアーカイブしないと、途絶えてしまいそうな味です。

地元のおじさんは「中身汁(もつ煮のような汁物)」を注文していました。
あ、そうだ、これも桃原さんに教えてもらった豆知識。定食屋さんで例えば「中身汁とご飯」と注文すると、中身汁とご飯とご飯が来るそうです。定食屋でメニューには「中身汁」としか書かれてなくても基本ごはんがついてくるそうです。だから「中身汁」としか書かれていなくても、ご飯ついてきます。ご注意を。

牛肉そば。大と小しかないから迷わず「大」。おなかにたまる沖縄そば。満足。
欲張りすぎたけど、うまい。炭水化物に炭水化物。
昔ながらの食堂という雰囲気


<やんばる酒造>
こんなところに酒造所が、という場所に酒造があります。でも、素敵な売店もあって入りやすい雰囲気。店員をしていた女性は、ここ最近大阪から移住してきたのだそうで。沖縄は移住者やっぱり多いですね。

以前は酒造のある田嘉里集落の名前をとって「田嘉里酒造」だったそうですが、数年前に「やんばる酒造」に名称を変えてリニューアルしたそうです。

古酒の量り売りもしていて、5年物と20年物を1合ずつお土産に買いました。
もちろん試飲もできますよ。

山に囲まれています
むかーしながらのカレンダーいただきました
親しみやすい店員さん
量売りで飲み比べが最高です
ここ行くとどこに続いていくんだろう

<集落の様子>
時間なかったので車で通りすぎただけになりましたが、ちょっと入った所に、沖縄らしい集落があります。桃原さんには、ここは通ってよい、ここはできたら行かないほうがいいという道を教えてもらいました。というのは、あまり集落に入りすぎてしまうと、住民の人たちが警戒する(気を遣う)可能性があるからだそうです。それはそうですよね、よくわからない観光客みたいなのがずかずか入ってきたら驚くだろうし、、、。そのあたり、移働する人間として気を付けていきたいし、そういったことを教えてくれる桃原さんは、地元のことを本当に考えている素敵な人です。ということで、写真や場所がどこかということは伏せておきます。素敵な街並みでした。

<日本産のコーヒー>
大宜味農村活性化センター(道の駅)にたまたま立ち寄ったら、なんと、日本産のコーヒーが。コーヒーが栽培できる最北に位置する沖縄で、栽培にチャレンジしている人がいるそうです。今回は時間がなくて行けなかったけど、次回は会いにいってみたい。ちょっと高いけどせっかくだから購入。まだ飲んでいないのですが、飲むのたのしみ。

日本産のコーヒー。すごくない?

<地元民に愛されるお好み焼き屋味乃屋>
夜は桃原さんも一緒に食事。桃原さんの友人夫婦が営んでいる味乃屋さんへ。お好み焼き屋さんですが、今日上がった魚などでおすすめ料理もあり、地元の方で賑わう居酒屋にもなってます。今日も地元の方で満席でした。地元の泡盛とお刺身と、沖縄ではポピュラーな食材ナーベラ(へちま)料理を頼みました。ヘチマだと思って甘く見てましたが、ナーベラおいしかったー。美味しくて&話が弾みすぎて写真撮り忘れました汗

入口に飾られてた今日のお通しに使われた、ご夫婦のおばあちゃんが作ったかぼちゃ。

・Beyond the coworking沖縄やんばる編

さて、観光だけではなくて、仕事もイベントもやります。全国をつないで、コワーキングやコワーケーションについて学び対話をしました。コワーキングツアーでは必ず行っているイベントです。対話することで新たな気づきが必ずあるから、佐久に持ち帰って実践あるのみです。あれをやります。

準備中

・まだまだ続くコワーキングツアー

僕はこの日を最後にツアーを去りましたが、残り二日間はスキルシェアでいろんな講座を実施したり、やんばるシャルソン(ソーシャルマラソン、街を再発見するランニングイベント)があったり、地元の方との交流もたくさん行われてました。コワーケーションするならば、こういったところに行きたいものですね。今回も、とても楽しいツアーでした。桃原さんはじめ、やんばるの皆様ありがとうございました。


◆那覇(ツアー1日目)

ソーキそば

夕方、那覇空港着。沖縄来たら、まずこれ。ソーキそば。手荷物受取所出てすぐ。現地で食べるとなんでこんなに美味しいんだろう。
ちなみに、お隣にあるポーたまやさんは、ずっと行列。行列並んでまで、、、と思っちゃう僕なので、今回はスルー。写真撮るの忘れちゃったから、リンクを貼っておきます。

宿泊先の牧志までモノレール。なぜ牧志にしたかと言えば、前回沖縄来た時によった、泡盛バー「オニノウデ」に行きたかっから。
迂闊だった、定休日。

のぼりだけたってました
ホントはこんなお店。写真は2年前訪れたとき。
酒器もたくさんあって、楽しい。


宿泊先はMr.kinjo。牧志の市場のすぐ近く。マンションを貸し出してる感じで、家みたいで落ち付きます。調理器具の貸し出しがあったり、洗濯機があったり長期滞在には最適。

今回はこちらに泊まりました。各地にあるので、沖縄長期滞在考えている人は使ってみるといいかも。

Mr.KINJO in Arcade ange miona


少し散策しながら晩飯探し。1歩路地に入ると怪しさ満点だけど、ついはいりたくなるお店が並ぶ。スナックから漏れ聞こえるカラオケがなんとも良き。

今度は入ってみたい。ニュー京都。

・コミュニティーマネージャーのにおい

ここから歩いて数分の国際通り屋台村。活気に惹かれてピットイン。沖縄来たのに何故か「蝦夷前寿司」な引かれてカウンター席に。でもこれが当たりでした。

沖縄来たのに、蝦夷前寿司笑
地物のお刺身めっちゃうまい
おすすめしてくれた泡盛。花酒どなん。
てんこ盛り寿司「ジャイアント藤田」

オススメされた泡盛は与那国島の花酒どなん。この泡盛が与那国島ではどういうお酒なのかということも教えてくれました。とても素敵なストーリーでした。最近は売るために作られたストーリーだらけの世の中ですが、ストーリーって元々あるものなんですよね。こういうのを大切にしていきたいし、改めて意識したいと感じた次第。

店長の藤田さんは福井出身で、福井時代はフードファイターやってたんだそうで。写真のてんこ盛りのお寿司は同じくフードファイターのジャイアント白田から名前を取った「ジャイアント藤田」。こういうセンスも良くて会話も上手。コの字のカウンター向かいには埼玉から来たという医療従事者、20代の若者がいましたが、これも藤田さんのスタイルなのでしょう、さりげなく会話を繋ぎあっという間に僕達は仲良くなることができました。こういうの体感するとと、職業病なのかコミュニティマネージャーとは?のようなことを考えてしまいます。

・若者にも、いろんな業種にもコワーキングを

その若者達とは、コワーキングについても話しました。当然医療従事者なので、コワーキングは使ったことがなく、あまり認識なかったです。「コワーキングはすごくいいものなので、若者にも知ってもらうような発信が必要」という提案をもらいました。確かにその通りだから考えてみようとおもいます。あと「医療✕コワーキング」ってこれから必要な領域だと思うし。これについては長くなりそうなので、また別で書こうと思います。

こういう出会いとダイアログは、新たなコトに繋がります。初日から、いい出会いと気づきをもらいました。

武蔵家沖縄本店、家系ラーメン

もう12時回ってましたが、先程の出会いが楽しく気分が盛り上がってしまい、もう1軒。なんと家系ラーメンを選択しまう汗。罪悪感満点ですが、美味しかった。そういえば、ラーメンって、沖縄にあんまりないという事も後で知りました。そうですよね、なんて言っても沖縄そばですもんね。

◆名護(ツアー2日目)

レンタカーを取りに、国際通りを歩く。宿泊先フロントのお兄さんも言っていましたが、国際通りは観光客がまだあまり戻っていないようで。修学旅行生はちらほらいるけど、確かに観光客少ない・・・。心配。

写真撮るの忘れちゃったけど、道中の牧志公設市場周辺商店街の入り組んだ感じがすごく好き。そういえば、コザ(沖縄市)に行ったときも同じこと感じたな。グーグルで「牧志 商店街」の検索結果を貼っておきます。

昨日、蝦夷前寿司の藤田さんに、おすすめのランチスポットを教えてもらったのですが、深夜のラーメンが非常にきいてまして、残念ながらパス。名護に向かいます。せっかくなので、おすすめ貼っておきます。そういえば、この「せっかくだから」ってなんだろね、と一緒にツアー回った伊藤さんと語りました。「せっかくだから」、うーん何だろう。こういうのも旅の思い出。

名護に入って、小腹もすいてきたのでこちらに入店。沖縄のソウルフード的なファーストフード「A&W」。通称エンダー。
こちらには、沖縄県民に愛されてやまない「ルートビア」なるものがあります。何種類ものハーブが配合されたドリンク(のんある)。うーん・・・笑 これ中毒性がありそうな笑 ぜひお試しあれ。

ダブルメルティ。味付けがあっさりしていてほんとおいしい。
ルートビア。何とも言えない、薬のシロップみたいな味。薬局の店員だった創業者が病気の友人ためにつくった飲み物。それ聞いてこの味に納得。

さて、おなかも膨れたことだし、ちょっと観光。おっさん二人で、カップルが行くような王道観光地へ。沖縄って観光地多すぎるから、2泊とか3泊じゃ絶対ワーケーションにならないなー、なんて語ってました。

<底瀬ビーチ>

きれいな海
うわさの軽石
地元の人は大変だろうけど、これはこれで貴重な景色

<美ら海水族館>

がらがら・・・
もしかして昨日食べた?
ジンベイザメ
しかし、この建造物はどんだけお金かかってるんだろう

・本部半島をぐるっと回って、目的地のコワーキングへ

・沖縄北部に、テーマパークをつくるという話があるらしい。

このプロジェクトの一員である、USJなどのを再生させた㈱刀の森岡剛さん曰く、沖縄は半径300キロに3億人住んでおり、実はハワイなどと比べても非常に優位な立地だそうです。まだ全然手つかずで自然豊かな沖縄北部にテーマパークを作って、日本の観光の宝にしたいのだそうです。

コワーケーション(単なる観光ではなく、関係人口)という視点で見ても、海外からの入口と考えれば沖縄は素晴らしい立地だと思います。そしてそこから日本各地に流れ、さまざまなコトが起こったらすごいことになりそうな気もしています。

どんな環境なのか、せっかくなのでぐるっと一周しながら、目的地のコワーキングを目指しました。本当に手つかずヤンバルの森という感じでした。運転してたから写真撮れなかったけど・・・。

でも、地元の人に話を聞くと、実のところ、進んだり進まなかったりのところもあるようです。そして、島民はどう思っているのかというのもあります。日本のコワーケーションの入口になったらいいなーと期待もしていますが、こればかりは見守るほかありません。

・コワーキングラウンジ「ハナウール」

本日の宿泊先の「ゆがふいんおきなわ」の1階に設置されたコワーキングです。沖縄もワーケーション誘致に力を入れているので、コワーキングスペースが続々とできている地域でもあります。

さて、本日まったくワークしていないので、こちらでは集中して仕事しました。結構利用者はいました。僕らのような宿泊者はもちろんですが、地元のフリーランサーや学生も利用しています。仕事は集中してできました。でも、どうしても話たくなる自分がいる。けど、みんな仕事集中してるから諦めました・・・。

いろんなタイプの席があって楽しい

・Howlive名護宮里店

「ハナウール」から歩いて行ける立地にもう一つコワーキングがあります。こちらは、この名護以外にも那覇、中城村、読谷残波岬、宮古島にも店舗があり、さらに増やしているそうです。ワーケーションプランもあるので、沖縄のいろんなところを回りながら長期滞在する人にはよさそうです。ハードもかなりいい感じに整っています。

こちらの名護宮里店は複合施設になっていてジムも併設されてました。コワーキングの会員さんはジムのシャワーが使えたりもするそうで、とてもうらやましかった・・・。その他、地元のラジオ局や新聞社がオフィスに入っていたりと、ポテンシャルはすごく高そうなコワーキングでした。でもまだ今年の4月にオープンしたばかりで、まだそんなに利用者さんは多くないようです。今後に期待です。

・コワーキングとは・・・

こちらのふたつのコワーキングはとても素晴らしい施設でした。すごく快適に仕事できるし、集中もできます。だから、全然良いと思います。

でも、やっぱり、、、これは書こうかどうか迷ったけど、もうちょっと交流ができるような環境を作りたいなと、思ってしまう自分がいます。

たぶん趣旨としては、本来のコワーキングを狙って作っているような気もしますが、スタッフの方とも話したけど、運営任されたスタッフの皆さんにはそれがしっかり伝えられてなさそうだし、困っているようにも思いました。コワーキングってそもそも何なのか分かりにくいし、今世間一般的にまかり通ってしまっている「コワーキングスペース」を参考にしてもわからないだろうし、、、

スタッフさん、話した感じはコワーキングに向いている気もしたので、はまり始めればすごく楽しいコワーキングになっていくんじゃないかとも思います。今後にすごく期待しています。

・久々の一体感

さて、晩ごはんはホテルの隣にある「魚しん」
よくある居酒屋というくつろげる感じ。泡盛もあるし、沖縄料理もあるし、おいしいお店でした。

テレビが設置されていて、日本シリーズやってました。ヤクルトが3勝1敗でリーグ制覇に大手を掛けた1戦でした。リードしていたヤクルトでしたが、オリックスに逆転を許します。そして、次のヤクルトの攻撃、バッター山田。スリーランホームランで逆転!!の瞬間、居酒屋中が湧き上がり、隣の席の人たちとも会話がはずみます。なんだか、この一体感久しぶり。オンラインだと、ないなー、この感覚。あと、全国どこへ行っても日常を感じさせてくれるテレビはある意味スゴイ。良い意味でも悪い意味でも・・・。

そしてツアー3日目に続く。


◆まとめ

沖縄。歴史に翻弄されてきた場所だからこそ、沖縄のことを教えてもらえば教えてもらう程、複雑な場所であり、複雑な気持ちになります。桃原さんも沖縄に入って30年だけど、そこから感じた沖縄から、一番は住民の人たちがどう考えているのか、何を望んでいるのかを大切にしていて、その姿勢には頭が下がります。僕も移働する人間として、地域性はしっかり尊重しなきゃならないと思いましたし、今回学んだことは今後も大切にしていきたいと思いました。

しかし沖縄。人も良いし、環境も最高だし、余白も沢山。コワーケーションには本当に良い場所だと思います。SEASIDEOFFICEさんともバッチリ繋がってきたので、大宜味村周辺でコワーケーションで沖縄行きたいっていう人がいたら、お声掛けください。

沖縄の皆様ありがとうございました。
また行きます!沖縄サイコー!



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