#スイスに留学して感じたこと
初めまして、まさしと申します。記念すべき初投稿は自分がスイスに留学して思ったことを書いていこうと思います。
私は高校から大学までの約8年間、ヨーロッパのスイスという国に海外留学していました。その時に感じたことやスイスに留学した経緯などを説明します。
1. なぜ高校からスイスに留学したのか。
中高一貫校に通っていたごく普通の私でしたが、ある時母が電車でその学校の広告を見つけ、「あんた、日本にいたらあかん!海外に行かなあかんで!」とゴリゴリの関西弁で言われました。そのまま高校に上がろうと思っていた私でしたが、嫌々言いながらその学校のサマースクール (体験入学)を受けに現地に夏休みの間参加しました。その体験が楽しかったのを鮮明に覚えています。元々、両親が海外で働いていた経験もあり、グローバルな環境で活躍してほしいという思いがあったと後から両親に聞いたのですが、それがきっかけで高校から海外に留学することを決意しました。
正直、当時(現在もですが)過保護な母親から逃れられると思ってもいましたので笑。今思うと15歳という年齢で英語が全然できないのに一人で留学するのはなかなか勇気がいるなとも思っておりますし、すごいな自分と感じています。
2. スイスの田舎にある学校の寮生活&大学時代
入学した高校はスイスの山奥にある小さな学校でした。学校の周りにはハイジに出てくるような景色や街並みが広がっていて東京とは別世界でした。
街を歩いていると鈴を鳴らして歩いている牛と出会ったり、牛の糞が道に転がっていて行手を阻んだり、高校のある街がスキーリゾート地であることからスキーやスノーボードが身近にできる環境であったり、スイスならではの体験を肌で感じました。
日本を離れ、異文化に触れながら、世界で活躍できるような人材になるため寮生活をしながら、英語を中心とした人間的成長・バイリンガル教育を受けました。英語力はまだまだですが、日常生活の中で英語を使うことにより、実践的な英語力の向上に集中して取り組みました。海外留学は日本では普通に経験できないようなことなので早い段階から留学したことで異文化に直接触れる体験や様々な交流を通じて国際感覚を育むこともできました。
高校時代の思い出は冬にスキーやスノーボードするのですが、その日雪のコンディションが良いと一限目以降の授業がなくなり、全生徒がスキーをしていいという学校の制度がありました。その学期に1、2回しか起こらないイベントなので、冬になると毎日それに期待していたので、授業の内容が一つも入らない時が多々ありました笑。(先生ごめんなさい)
両親が飲食店を経営していることから自分も飲食やホスピタリティー業界で活躍できる人材になりたいと高校在学中に決心しました。スイスはそのような業界に長けていた国だったので、そのままスイスのホテルや飲食のビジネス特化した大学に留学しました。学校では最初、レストランのホールやキッチン、ハウスキーピングといった現場オペレーションやワインなど基礎知識を学び、合計1年間のインターンシップを経験した後、経営学部経営学科でビジネスの知識やノウハウを勉強しました。
高校では日本が多かったので、日本人が少ない大学に留学して英語力が向上したのと同時に、そのまま日本の高校に進学し、大学に通っていたら普通出会えない、世界中から集まる生徒との交流ができたことが嬉しく、人や環境に恵まれ、楽しい大学時代を過ごすことができました。
3. スイスに留学していてがっかりしたこと3選
-生活費
ヨーロッパの中で物価が高いことに覚悟はしておりましたが、想像を遥かに超えました笑。例えば、マックに行ってチーズバーガーセットを購入すると10フラン、日本円で約1100円になります。交通に関しても電車で20分のところに行くのに片道5フラン程 (日本円で約600円)払います。必ず日本円に換算してから何を購入するかを考えなければいけませんでした。
-レストランのバリエーションが少ない
大学のある街にはレストランがハンバーガー屋やイタリアン、ケバブ、中華料理のお店しかありませんでした。規模が大きい街に出ても似たようなレストランしかなく困るばかりでした。自分や仲のいい友人、ルームメイトと共にスーパーに買い物に行って自分たちで健康管理に気をつけるよう心がけました。そういう意味では日本は(特に東京は)色んなお店がありすぎて、正直引くぐらいでした笑。
-お店の閉まる時間
日本のように24時間空いているお店やコンビニがありません。また、基本的に17時、18時になるにつれてお店がどんどん閉まります。日曜日になると基本空いていないお店が多いので、平日学校終わりに買い物に行かないと後悔することがあります。
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