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【19/20PL第29節】マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティ マッチ・プレビュー

こんにちはMasaユナイテッドです。

ミッドウィークに、FAカップのダービー戦に0-3で勝利したユナイテッド。(ユナイテッド・サポによるルーニー・チャントは感動的でしたね。)

中2日で、3月9日にはシティとの、今シーズン4回目のダービーを迎えます。

今回は、マッチ・プレビューとして以下の5つの項目で書いてみました。なお、プレビュー・データはWhoScored.comから引用しています。

⑤に関しては、主観とMEN(マンチェスター・イブニング・ニュース)の記事を参考に書いてます。

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①対戦成績

直近6試合の対戦成績です。

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*1月7日のリーグ・カップはデータが入っていませんが1-3でシティが勝っています。

3勝3敗ずつで全くの互角です。ただ気になるのは、ユナイテッドの3勝は全てエティハドだという事実です...。オールド・トラッフォードでは2試合で2敗です。

②予想フォーメーション

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怪我人情報を加味しての予想です。ユナイテッドは、3バックでいきたいところですが、中盤を3枚にすると後が重たすぎるので、その場合は4バックと予想してます。マティッチ、フレッジはまず、間違いなく出るでしょう。ダロトのところは、トゥアンゼベという可能性も。トップは、グリーンウッドの可能性もありますが、ダービー戦2得点のイガロに期待したいです。

シティは、FAカップ シェフィールド・ウェンズデー戦でスターリングを温存しています。逆に、ダビド・シルバをフル出場させていますので、ここはフォーデンが入るかもしれません。ベルナルド・シルバを右WGで使う可能性もありますが、その場合は右のIHにはギュンドアンでくるでしょう。1月29日対戦のリーグ・カップでは3-2-4-1を見せたペップですが、今回は普通に4-3-3と予想です。

③怪我人情報

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写真:ユナイテッド公式より

ポグバ、ラッシュフォードは引き続き出られません。気になるのは、マグワイアとワン=ビサカとジェームズの3人ですね。特に、練習中に足首をひねったマグワイアが出られないとなると、リンデロフとバイリーがコンビを組む可能性が高いです。2人ともダービー戦では良いパフォーマンスでしたが、シティが相手だけにここはマグワイアにいて欲しいです。

ワン=ビサカは、12月のリーグ戦でスターリングを抑えた実績があります。ここがダロトになると、ウィークポイントになりかねないです。

ジェームズの欠場は、ウィングシステムを使うか、使わないかの選択に影響を与えます。3センターで挑んだエヴァートン戦は、上手く機能したとは言えないですが、今節はどういう判断をするでしょう...?

一方のシティ。CLレアル戦でハムストリングを負傷したラポルテは欠場が決定。デ・ブルイネも背中を痛めていて出場は微妙な状況です。先日、怪我から復帰したサネは、まだトップ・コンディションには程遠く、ユナイテッド戦は出ないと予想されます。

CBは、オタメンディとフェルナンジーニョの可能性が高いです。やはり、ストーンズはペップの信頼を失っていますね。

④マッチ・ファクト

✔ユナイテッドは、リーグ戦ホーム 12試合中11試合無敗
✔両チームとも、ミッドウィークにFAカップを戦い勝利
✔ユナイテッドは公式戦 直近9試合無敗
✔ユナイテッドはホーム直近7試合中6試合がクリーンシート
✔シティは公式戦5連勝中ですが、全て1点差での勝利

ここ最近の成績を見ると、好調のユナイテッドに対して、シティは、スパーズに負けてから、勝ってはいますが、3点以上は取れていないという状況。攻撃陣に爆発力がなくなっていると言えます。

⑤ユナイテッド勝利への道

スールシャール監督になってからの対戦成績は、2勝2敗の五分ですが、前回のリーグ戦での対戦に象徴されるように、戦術スタイル的には相性の良い相手と言えます。

前回対戦のレビューはこちら(リーグ戦)

ご存じの通り、ペップ・シティの戦い方は、ボールを支配することで、シュートを多く放ち、相手のプレー時間を制限するという方法です。シティは、プレミアの1試合ごとに約18.4本シュートを放ち、反対に被シュートはわずかに6.8本です。

それは、シティのディフェンス方法に由来します。ボール非保持の状況では、前からプレッシングし、高い位置でボールを奪う方法です。そして、新たな攻撃へとつなげていきます。ほとんどの対戦するプレーヤーは、このプレッシャーにパニックになり、適切な判断が下せなくなります。

しかし、スールシャール・ユナイテッドは、ポゼッションのチームではなく、カウンターのチームです。ラッシュフォード、ジェームズ、マルシャル、グリーンウッドといった前線の選手は、そのスピードに特徴があり、ディフェンス・ラインの裏を突く事を得意としています。一方のマグワイアが率いるディフェンス陣も、前へ出て、ハーフウェイ・ライン付近で守備をするのではなく、深い位置で守ることを得意としています。

つまり、シティの戦術とは、真逆な事が得意なために、12月の対戦の時のように、ハマればカウンターで勝つことができるわけです。

しかし、今回の対戦では、ユナイテッドの方に変化が多くあります。ラッシュフォードの不在とブルーノの加入です。

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写真:ユナイテッド公式より

そのユナイテッドのカウンター戦術の象徴がラッシュフォードでした。そのラッシュフォードは不在になりますが、ワールド・クラスのクオリティを持つブルーノが代わりにいます。豊富な運動量で、ピッチのあらゆるところに顔を出し、ボールを持てば、味方を活かす鋭いパスを出したり、自らシュートも打てるブルーノの存在が、ユナイテッドの勝利の鍵を握ります

もちろん、単純なスピードという面では、ラッシュフォードの方が上ですが、ブルーノのクオリティは、前回までの対戦ではなかった要素です。カウンターの鋭さは半減しますが、(ジェームズもいないとさらに)崩しの質は上がっているはずです。

前回のリーグ戦の対戦では、ユナイテッドはわずかに支配率29%でした。しかし、ショッツ・オン・ターゲットはシティ5本に対してユナイテッドは7本でした。

今回の対戦も、シティがゲームを支配するでしょうが、スコアがどうなるかは、また別の問題です。

3月9日、マンチェスターの街を染めるのはどっちの色か!?

カモン・ユナイテッド!!

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