プレゼンの想定問答は資料作成前に作っておく【おすすめです!】
こんにちは、まさしおです!
資料作成に関わるテクニック、特に、初心者の方がつまづきやすいポイントについて、情報発信しています。
本日は、プレゼンの想定問答は資料作成前に作っておくを紹介します。
・プレゼンでいつもうまくいかない、どうして?
・プレゼンの質疑で思うように答えられない
・資料のダメ出しをされてばかりで困っている
といった悩みをお持ちではないですか。
これらの悩みの原因の多くが、資料の読み手が望んでいることを把握できていないことにあると、私は考えています。
あなたが、プレゼンのレビューアだったとして、
自分が気になっていたポイントに対して資料に答えがのっている、もしくは、質問したら適確な答えが返ってくるようなプレゼンだったら、相手を信頼しませんか?
また、ひそかに、こうも思うはずです。この人だったら、大丈夫そうだなと。
実は、「この人だったら大丈夫そう」という信頼って、とてつもなく重要なんです。
信頼を職場で勝ち取ることができると、会社人生はストレスフリーになるからです。
一度職場で、信頼を勝ち取ることができれば、職場内で、ある程度の自由と権限を与えられるようになります。
上司は部下の成果も含めて、自分の成果になります。ですから、上司は、仕事ができる人に任せたいのです。
自分の手がかからずに、仕事ができる人が部下にいれば、こんな楽なことはありません。
そして、信頼を獲得できるかは、プレゼンにかかっています。プレゼンは、個人のパフォーマンスが非常にわかりやすく出やすいという特性があるからだと思います。
プレゼンを成功させることも大切ですが、信頼を勝ち取るという裏の目的があることも意識しておきましょう。
なぜなら、信頼を失ってしまうリスクもあるからです。一度信頼を失ってしまうと大変です。
本質的でない細かいことまで、根ほり葉ほり聞かれ、まるで、取り調べのようになってしまいます。しかも、信頼を回復するまでには、結構な時間がかかります。
本記事で紹介する、プレゼンの想定問答は資料作成前に作っておく方法は、読み手の信頼を獲得するプレゼンとするためには、うってつけの方法です。
是非、最後までご覧ください。
1.プレゼンの想定問答は資料作成前に作った方がよい理由
プレゼンの想定問答は、資料作成前に作っておくのがおすすめです。
資料の読み手が気にしているポイントを、事前に想像し、答えを用意しておくことができるかで、プレゼンの成否が決まるからです。
以下の記事でも解説していますが、
資料作成の目的を把握→読み手の関心事の把握→読み手の関心事に答えを元に資料を作成するという3ステップで、資料を作成すると、読み手のポイントを外さずに資料を作成でき、非常に効率的です。
資料作成前にプレゼンの想定問答を作ること自体難しいのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。
具体的なプレゼンの想定問答の作成方法について、次章で説明します。
2.プレゼンの想定問答の作成方法
プレゼンの想定問答を考えるといっても、0から考え始めるのは大変だと思います。
私のおすすめは、以下記事で紹介しています、社内プレゼンでおさえるべき3つの重要ポイントに沿って質問を考えるやり方です。
社内プレゼンでおさえるべき3つの重要ポイントとは、以下の3点です。
①会社や上司の方針と合った提案となっているか?
②現場のメンバーが実行できる提案となっているか?
③本当に利益を生み出す提案となっているか?
この3点は、社内プレゼンであれば必ず聞かれるポイントとなっています。
ですが、この3点は、抽象的な表現となっていますので、資料の読み手はもっと具体的な質問をしてくると思います。
例えば、③であれば、売上、コスト、利益の配分はどうなっている?時系列推移は?などなど
つまり、プレゼンに合わせて、もっと具体的な表現に落とし込んでいく必要があるのです。
飲食店の売上アップを狙う提案を社内で行うケースで考えてみます。
①会社や上司の方針と合った提案となっているか?
・目標の売上金額を正しく理解できている?
・現状の売上金額を正しく理解できている?
・目標金額と現状金額のギャップの原因は?
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②現場のメンバーが実行できる提案となっているか?
・対策を実行する上で必要なスキルを備えた人材がいるか
・対策を実行する上で必要な設備は揃っているか
・対策を実行する上で必要なノウハウを保有しているか
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③本当に利益を生み出す提案となっているか?
・収益改善はどれくらい見込めるか?
・収益以外の改善効果も見込めるか?
・効果検証をどのように行うか?
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このように、社内プレゼンでおさえるべき3つの重要ポイントを起点に、具体的な質問にブレイクダウンしていきます。次に、それらの質問に対して、答えを用意していきます。
そうすると、資料作成前にプレゼンの想定問答が出来上がります。
資料作成前に、これを作っておくのです。
また可能でしたら、この想定問答ができた時点で、資料の読み手に意見を伺っておくとさらによいと思います。
そうすると、読み手の考えをばっちり取り込んだ資料が出来上がりますから、プレゼンの成功にかなり近づくことができます。
また、社内プレゼンであれば、資料をわざわざ作らなくても、この想定問答集をそのまま渡せば、目的を達成することすら可能です。
なかなかよいと思いませんか?(笑)
3.プレゼンの想定問答集をもっとかんたんに作る方法
理屈はわかったけど、実際に資料作る前にプレゼンの想定問答集作るの大変だな?とか面倒だな?と思っている方と思います。
そんなことやる前に、資料を書き始めてしまった方が早いと感じる方の方が多いのではと思います。
私も実際そうでしたしね。
でも、最初から、プレゼンの想定問答集が存在していたらどうですか?
それをそのまま使ったらよいという状況だったら、まあ、使ってみてもよいかなと思うのではないでしょうか?
実は、それを私、作りました。以下記事で紹介しています。よろしければ、ご確認ください。
全員に共通のプレゼンの想定問答集なんてできるわけない?と思った方もいらっしゃると思います。
それは、その通りです。
ただ、60%~70%程度のカバー率で、共通的な想定問答を作れるのではないかというのが私の考えです。
というのも、私の20年の社会人経験の中で、プレゼンの質疑で聞かれる内容ってほとんど同じということに気づいたのです。
もちろん、深堀が足りない部分、観点として不足してる部分などが出てくるでしょう。
でも、ベースの想定問題集があれば、それに追加していけばいいだけです。そして、オリジナルの想定問答集を作ってしまいましょう。
一度作ってしまえば、ずっと同じ想定問答集を使いまわし使い続けられます。とても効率的です。
4.プレゼンの想定問答集は資料作成前に作っておくのまとめ
プレゼンの想定問答集は資料作成前に作っておくでは、
1.プレゼンの想定問答は資料作成前に作った方がよい理由
2.プレゼンの想定問答の作成方法
3.プレゼンの想定問答集をもっとかんたんに作る方法
の3点について解説しました。
プレゼンの想定問答は資料作成前に作った方がよい理由は、
資料の読み手が気にしているポイントを、事前に想像できるかで、プレゼンの成否が決まると言ってもよいぐらいです。
プレゼンの想定問答の作成方法は、社内プレゼンでおさえるべき3つの重要ポイントを起点に、質問をブレイクダウンしていく方法を紹介しました。
社内プレゼンでおさえるべき3つの重要ポイントについては、以下記事を参考としてください。
プレゼンの想定問答集をもっとかんたんに作る方法は、
あらかじめ出来上がった想定問答集をそのまま使うことです。
私が作ったプレゼンの想定問答集を以下記事で解説していますので、参考としてください。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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私の自己紹介とサイトマップです。よろしければ、こちらの記事も読んでください。
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