40代男がモーニング娘。にハマる理由

こんにちは、まさです。

モーニング娘。と聞いてみなさんはどんな印象を持っていますか?

30代以上の多くの人は、ASAYANという番組だったり安倍なつみさんや後藤真希さんなどの初期メンバーを思い浮かべると思います。2000年代にLOVEマシーンの大ヒットに始まって、多くのヒット曲を排出したつんくプロデュースの国民的アイドルの印象ですよね。そのLOVEマシーンのヒットから早や20年。近年はメディアの露出も少なくて、まだ活動をしているの?と思われている方も多いんじゃないかと思います。

しかし、モーニング娘。は今なおメンバーを入れ替えながら活動を続けていて、本当に熱心なファン(おたく)を抱えながら成長をし続けています。可愛さだけでなく、ダンスと歌唱力のスキルが高い特徴があって実力派のメンバー多く、そうした点に惹かれる芸能人のファンが多いことで有名です。そして、ファンになる層も広いので、男女問わずにコンサートではファンを埋めつくしますし、年代も子どもから50〜60代まで(活動の歴史が長い要因もありますが)いて、本当の幅広いなぁと思います。
私も40代で改めてモーニング娘。を再認識してハマっていったんですが、今回はそのきっかけと2000年前半に盛り上がっていたモーニング娘。になぜ改めてハマったのかをちょっと考えていきたいと思います。

モーニング娘。にハマったきっかけ

実は私はモーニング娘。が続いていること自体、数年前まで全く知りませんでした。4〜5年前のある日、会社の同僚(おたく)から現メンバーでもある牧野真莉愛さんについて熱く語られたことがあって、「へー、まだやってるんだ」と驚いた程でした。
私は40代後半なので、初期のモーニング娘。が売れ出した頃は世の中の音楽にも敏感でしたし、モーニング娘。も出始めから当然のように知っていました。入社3年目で大阪に転勤したことがありましたが、心斎橋の街中で流れていた「真夏の光線」は特に印象深くて記憶に残っています。

そして、みなさんご存知のLOVEマシーンのヒットから4〜5年くらいでしょうか、音楽のメジャーシーンを駆け抜けたモーニング娘。ですが、2000年代後半からあまりメディアに出なくなり、私の意識からも存在が薄くなって行きました。そのころは結婚して子どもが生まれた時期で、音楽番組をあまり追わなくなったことも要因かなとは思いますが、「なんで引っかからなかったのかな」と今でも不思議に思います。AKBグループやKARAなどの韓国勢は認知していたので、活動はしていたものの世間からは少し目立たなくなっていたんでしょうね。

そんなこんなで、その後に同僚からモーニング娘。が盛り上がっていることを知るんですが、そこですぐにモーニング娘。にハマった訳ではありません。そこからまた数年経ったある日、NHK BSプレミアムでモーニング娘。の20周年特番が流れていて、暇だったので深夜にだらだらと見てたんですよね。

最初は初期の頃の映像を見て、「あー、懐かしいな」とか、つんく♂も番組に出てパソコンにメッセージを打ちながら色々と深い話をしていたので、「へー、そんなこと考えてたんだ」とか言いながら見ていましたが、ふとそう言えば同僚が「鞘師がすごい」とか「真莉愛が可愛い」とか言ってたよなーと思い、2014年頃のモーニング娘。の映像を見たんですよね。そうしたら、EDM調のデジタルな音楽が流れる前で隊列を組んで規律のあるダンスをしながら、しかもダンススキルの高い娘たちがバキバキで踊っているモーニング娘。の姿を見て、「何これ?凄い、面白い!」と衝撃を受けた訳です。ここが(沼に)ハマった瞬間でした。具体的な曲としては、「One・Two・Three」だったり「愛の軍団」だったりするんですが、まぁ、彼女たちの歌とダンスに惚れましたね。

そこからはモーニング娘。の前後の歴史を追ったり、過去のCDをレンタルして毎日のようにiPhoneで聞きまくりました。そこで、実は私が聞いてなかった2000年代後半もプラチナ期と言って実力あるメンバーが活動していたことを知ったり、また現在のメンバーもとても魅力あるメンバーが揃っていることを知り、現在では毎日彼女達の活動を追っかける毎日です。

なぜ、40代男がモーニング娘。にハマるのか

モーニング娘。にハマる理由は人それぞれに色々とあると思うので、40代後半の私の例として書きたいと思います。

まず1点目は、これまでのアイドルの枠を超えたダンスと歌唱力です。
私は歌謡曲を小さい頃から聞いていて、ザ・ベストテンを始め多くの歌番組を見ていましたが、当然その中にアイドルグループもいました。アイドルなのでルックスの良さがベースにあるのは当然ですが、プラスしてダンスと歌唱力を兼ね備えたいわゆるかっこいいグループは(ジャニーズの除いて)日本にはあまりなかったと思います。そういう意味で、韓国から入ってきたKARAや少女時代はとても新鮮に日本で受け入れられました。モーニング娘。がそうした「かっこよさ」の流れをいち早く取り入れてきた結果、「かわいい」を追求するAKB48との差別化を図ることによって、改めて注目される存在になったのかなと思います。

そしてこの「かっこよさ」はこれまでのアイドルやおたく文化と一線を引いてきた「おやじ層」にも刺さっていて、私のようにAKB48やももクロにはあまり興味を示さなかった(というか少し引いていた)おやじ達にもリーチしているんじゃないかと思っています。

そして2点目は、彼女達の成長です。
モーニング娘。を始めとしてハロー!プロジェクトに所属する多くのグループは13〜15歳で加入してきます。当然まだ幼いのですが、事務所や先輩からプロ意識を植えつけられ、ダンスと歌の特訓を受けて日々成長していく姿をブログやコンサート、今ではYoutubeなどの配信なども通してリアルタイムで見ることできます。
そして、彼女達メンバーの成長の過程で、その成長のスピードに驚きや感動覚えたり、伸び悩んでいるメンバーの心情に共感したり、そして何より自分にとっての成長が何かを日々問い続けながら日々努力しているメンバーを応援したくなる気持ちにさせます。

最後に3点目は、音楽プロデューサとしてのつんくさんの存在です。つんくさんとは歳は5歳差くらいですが、聞いてきた音楽や育ってきた時代は近いので、色々な歌謡曲を聞いてきたというコメントを見るとなんとなく理解できますし、ファンクやブラックミュージックが流行した世代でもあるので、16ビート音楽 も馴染みがあります。そして、歌詞に込められた数々のつんく節も多感な10代の時期に「シャ乱Q」を聞いてきたので、自然と耳に入ってきますね。日々の生活の中で自分に悩みや苦しみがあっても明日への希望を捨てさせない優しさのある歌詞だなぁと思っていつも聞いています。

まだまだ魅力はたくさんありますが、パッと思いついた3点をあげて見ました。結局40代とか関係ないかもしれませんが、以上が私がハマった理由でした。モーニング娘。は今日時点で'20(トゥーゼロ)ですが、もう少し年が明けるのでで今度は'21(トゥーワン)になります。このシステムだと人類が滅びるまでモーニング娘。は続いていくシステムですね。(苦笑)
まだまだ楽しみたいですし、楽しませてくれると思います。そして、最新シングルが出ました。歌詞入りだけでなくインストも最高なので、ぜひチェックしてみてください。(個人的にはダンスshotが入った初回生産限定版SPがオススメです。)

今日も長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。週2回以上を目標に様々なテーマでエッセイや体験談を書いていますので、またご訪問ください。
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