見出し画像

鍛錬と我慢


みなさんこんにちは!
子どもの笑顔を増やしたい高校通級を担当している高校教員のmasaです!

対談を聞きながら、これまで思ってきていたことが気持ちよく言語化されていて、首がもげるくらい頷ける放送でした。


〇筋トレから考える適正な負荷

成長するためには負荷は必要になりますが、この負荷の量についても考えていく必要があります。対談の中で、筋トレで澤さんが例えておられました。

『男だからと片手に50キロのダンベルを渡したら怪我をする』

世間一般や常識的なことだけで、負荷の大きさや量を決めてしまうと怪我をしてしまいます。
筋トレの場合は目に見える体の怪我ですが、学校内での対人関係や学習については心の怪我です。
これは目に見えず知らず知らずのうちに悪化していきます。

目に見える形となる時には不登校など、回復に時間がかかる状態になってしまいます。

〇自分が主体的に取り組める負荷は鍛錬

『鍛錬と我慢』の違いも話がされていました。
筋トレで考えてみても、自らトレーニングに取り組むからこそ鍛錬となり効果をより発揮するわけです。
嫌々強制的にさせられるトレーニングはただの我慢です。
体を動かしているので、効果は0とは言いませんが、心的負荷も高いうえに効果は得られにくいです。

〇子供一人一人の実態把握が重要

『筋トレから考える適正な負荷』でもありましたが、世間一般や常識、周りの子がやっているからだけの理由で子供への負荷の量を決めるのは危険です。

子供一人一人の実態を把握して個別の計画が必要です。
心の傷はなかなか癒えません。
傷ついてからでは、回復により時間がかかります。

子供の心を傷つけないためにも子供一人一人を見て、個々にあったアプローチと負荷量を見極めていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?