いろんな思い。

ご覧頂き、ありがとうございます。

私が何故、自己破産手続をして
生活保護を受けるようになったのかを
書かせて頂いています。

心の断捨離と整理の為、
少しでも私のように詐欺に合う方が
いなくなればと思い、書いています。

母が退院してからしばらくして、
親族Aは母と同居し始めます。

何故なら会社の破産管財人から、
社員(詐欺師)の監督責任を問われ、
損害賠償10億5千万円の訴えを
起こされました。

当然、まだ自己破産していない私も訴えられました。

親族Aは知り合いの息子の弁護士を雇いました。
私にも、同じ弁護士に頼めとしつこくメールが来ます。

その頃は自己破産を頼んでいたので、
訴訟の件も同じ弁護士(ポンコツでしたが)にお願いしました。

なので親族Aには、違う弁護士に頼むからと返事をしました。
すると親族Aは、同じ弁護士に頼むと都合の悪い事があるんでしょ、
あなたの考えは、お見通しだからね。
覚悟してなさいと。

私は、は??
何の事?
覚悟って何?

もうどうでもいいや。

弁護士付添のもと、何度も裁判所に行きました。

親族Aとは別々に呼ばれていたので、会う事はありませんでした。

親族Aは1千9百万円で和解、
家を売って、支払いました。

なので、母の家へと移り住みました。

私の方は、全額認め結審。

いやいやもう少し頑張って、私の負債額を減らしてくれてもいいんじゃない? 弁護士さん。

弁護士曰く、どうせ自己破産するんだから一緒ですよ。

やっぱりポンコツ。

親族Aが同居するようになり、2・3ヶ月経った頃、母はまた転んで骨折したのです。

今回は2週間程の入院でしたが、もう一人では歩けなくなっていました。

生きる気力を無くしてしまったようです。

そして今年の夏

私個人の破産管財人から
「お母様が危篤だと、親族Aの弁護士から連絡がありました。」

取りあえず、母の家に行きました。
母はずっと寝ています。
呼びかけても、目を覚ましません。
大きな声で呼びかけると、少し眉間にシワがよりました。

その2日後の深夜、母は旅立って行きました。

朝、親族Aから連絡があり、母の家に行くと葬儀屋さんがすでに準備を終わらせていました。

冷たいようですが、涙は出ませんでした。
淡々とした気分です。

親族Aはいかに手厚く介護していたかを 延々と喋り続けます。

ヘルパーさんやかかりつけ医に、よく頑張りましたねって言われたと。

でも、詐欺師の件については、ごめんなさいの一言もありませんでした。

残念な人。
頭を下げてごめんなさいと言えば、許してもらえる事はいっぱいあるのに。
どれだけ、上から目線なの?

すぐ子供達に連絡をし、親族Aの長男にも連絡をしました。

遠くにいる子供は、車で15時間かけて戻って来ました。
子供達は、大急ぎで一家総出で帰って来ました。

それを知った親族Aは、そんなたくさんで来たら食事代等が高くつくから、来てもらわなくていいと言います。

私は、食事は別にするから頼まなくていいと断りました。
子供達も不味い仕出し弁当なんかいらないと、言っていましたし。

親族Aから、私の子供達に自分を責めないよう言ってくれとメールが来ました。

なんて自分勝手なんだろう。

受けて立つ勇気はないのか?

あれだけ強気のメールを 送っていたくせに。

親族Aには、もう子供達は30を過ぎた大人です。
判断は、自分達でできます。
私がとやかく言う事などありません。と返しました。

珍しくそれ以上は、言って来ませんでした。
葬儀の準備で、忙しかったのでしょう。

子供達は、大人の対応をしてくれていました。

お通夜・葬儀と進んで行きましたが、親族Aの長男は姿を見せる事は、ありませんでした。

火葬場に行き、最後のお別れの時
私は母に
あなたの事は大嫌いでした。

子供の頃、よく私をホウキで叩いていましたよね。
手で叩いたら、手が痛いからって。

私の腕が抜ける位引っ張り回しましたよね。何度も。

辛い時も抱きしめてくれた事なかったですよね。

こんな事で負けててどうするの!
しっかりしなさいと言ってましたよね。

あなたは、人生勝ち負けでしかなかった親でしたね。

もう私を開放して下さいね。

死んじゃったからって全て無しには、まだする事ができませんが。

心の中で呟いていました。

火葬が終り、お骨拾い。

孫っち達が、
ババちゃま、ホネホネロックになっちゃたね〜。

コラコラそんな事、言っちゃダメでしょう。

そんな声が聞こえて来ました。

笑いをこらえる私。←何と不謹慎な。

そうだね、ホネホネロックだね。

やっと母からの呪縛から逃げられる。
そう開放されたんだ。
1つ重荷が消えた。

早くいろんな事から自由になりたい。
人生を取り戻したい。

そう思いながら、お骨を拾い上げている自分がいました。

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