絶縁。

ご覧頂き、ありがとうございます。

国税局に家を差し押さえすると言われて、しばらく経った頃。

詐欺師が連れて来た社員の家も、担保に入れられていたのです。

詐欺師を信じ切っていたその社員は、
滞納して税金を払う気はないのだと、気づいたのです。

大株主である親族Aの長男に、その社員は詐欺師の前科前歴・会社のお金の流れて等、洗いざらい手紙と資料を送りました。

それを知った親族Aの長男は、自分の会社が終わったあと亡き父の会社に通いはじめました。

帳簿はない。
決算書はデタラメ。
融資されたお金の行方がわからない。

親族Aの長男は、詐欺師に騙されていた事に気づきました。

国税局から、税務申告のやり直しを
言わていたので、残っていた専務を含む数名の社員と決算書のやり直しを
長男も手伝います。
でも、あと一歩のところで会社は倒産認定されてしまいました。

破産管財人が、あと引き継ぐ事になりました。

銀行3社が、3ヶ月前に裁判ヘ
会社の倒産認定の書類を出していました。

何故か倒産認定言い渡しの日に、
裁判所ヘ呼ばれたのは、専務と親族Aでした。

親族Aは、その場に及んでも
支払いはするので、倒産は待ってくれと言ったそうです。

親族Aの長男は、親族Aにいい加減目を覚ましてくれと、懇願します。

長男のお嫁さんの実家にまで、
母と親族Aは押しかけ、長男に預けてあるお金を返してくれないので、お義父さんから返すように言って欲しいと、
言いに行ったのです。

お義父さんは、いったい何が起こってるのかと長男の所に飛んで来ました。

そして、親族Aと母を交えての話し合いになりました。

その場でも、親族Aは詐欺師に息子がこんな事を言いに来ていると電話をします。

私が親族Aの長男に、入れ知恵をしたんだろう、放っておけばいいと答えたようです。

とうとう親族Aの長男は、
詐欺師を取るか、自分たち家族を取るかという所までになりました。

親族Aと母は、

詐欺師を取ると言い放ちました。

結果、長男は絶縁すると宣言します。

メアドを変え、着信拒否をします。

すると、親族Aは、毎日のように
長男の所に訳のわからない手紙を送って来ました。

私に騙されていると。

手紙の受け取り拒否をすると、
親族Aは、自分の住所を書かずハガキを
送るようになりました。

何度か長男の家のドアノブに
お菓子と手紙が置かれていたのです。

2重ロックのマンションなので、
簡単に入る事はできないはずなのに、
住人の出入りのすきに、入ったのでしょうと、長男のお嫁さんが、怖がっていました。

親族Aにお菓子など、持って来ないで下さいと、お嫁さんはメールを送ったそうです。

長男が捨ててしまえと怒っているのでと。

親族Aのほこ先は、私に向かって来ました。

あんたが、長男に余計な事を言ったから、絶縁されてしまった。
家族を返せ!
鬼嫁からのメールを見て、
号泣したとも書いてありました。

そんな事知ったこっちゃないわ。
自業自得じゃない。

と思いましたが、返信はしませんでした。
一度返信すると、気が狂ったように
夜中であろうが時間に関係なく、
親族Aから延々とメールが送られてくるのです。

一日に何十通ものメールが来た事もありました。

私の子供達にも、訳のわからないメールを送っていました。

子供達は、全てスルーしていました。

それが余計、気に触ったのかますます
親族Aからのメールは、ヒートアップして行きました。

私の気持ちは、ますます暗闇へと落ちて行きました。

続きはまた。

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