見出し画像

そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #7

今回は、8月26日に行われたJ1リーグ「鳥栖 v 福岡」戦の福岡の得点がオフサイドの反則があったとして認められなかったシーンを取り上げます。

本題に入る前にお知らせです。

前回開催した「家本政明LABO」が好評だったことを受け、今度の9月3日(土)17:55から「鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ」の試合を「家本政明LABO」で再び開催することになりました。このイベントでは、家本が審判目線で様々な事象をぶっちゃけ解説しています。Zoomによる質疑応答やプレゼント企画もありますので、よかったら皆さん参加していただけたら嬉しいです。

イベントの詳細は こちら から↓

それでは本題に入ります。

【ケース2】 鳥栖 v 福岡 22分25秒のシーンについて

8月26日のJ1リーグ「鳥栖 v 福岡」戦、22分25秒に起きたシーンです。クルークス選手(福岡)がFKのボールを鳥栖ゴール前へ蹴り込み、それをフアンマ選手(福岡)が頭で合わせ、GKが弾いたところを再び右足で押し込み同点ゴール、かと思いきや、宮選手(福岡)がオフサイドの反則を犯したとして副審がフラッグアップし、主審もそれを認めました。VARも現場の判断をフォローし、福岡の得点が認められなかったこのシーン。多くの方が「なぜオフサイドなの!?」「相手選手と並んでるじゃん!?」「プレーと関係ないところじゃん!?」と反応されたのではないでしょうか。次はこのシーンについて解説します。

ここから先は

1,984字 / 1画像

¥ 300

サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。