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そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #125

皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。

【ケース1】 清水 v 浦和戦 22分18秒のシーンについて

6月18日に行われたルヴァンカップ 清水 v 浦和戦の22分18秒に起きたシーンです。ベンジャミン選手(清水)が北川選手(清水)にボールをパスしたところ、明本選手(浦和)がそのボールを浦和ゴールキーパーの鈴木選手がいる方へ蹴りました。ベンジャミン選手がそのボールを保持しようと走り寄ったところ、鈴木選手はそのボールを両手でキャッチしました。清水の選手たちが両手を広げて「バックパスだ!」とアピールしたものの、主審は両手を広げて「NO」というゼスチャーを取りました。このシーンに対して多くの方が「なんでノーファウルなんだよ!」「バックパスじゃないかよ!」と反応されたのではないでしょうか。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審はノーファウルと判断したのか
2.判定は妥当だったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★(5段階評価)

なぜ主審は「ノーファウル」と判断したのか?

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