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文化を創る企業

【ラジオ体操227日目】

こんばんは。
流行りものが嫌いで、誰も遊んでいないようなマニアックなカードゲームに本気でハマっていた過去を持つ捻くれ者のコマリストです。


今日は『文化を作る』というテーマで書いていきたいと思います。


最近は、ゲームがものすごく進化していて、携帯ゲームも5年くらい前からすると飛躍的にクオリティがあがっているし、自宅のゲーム機ともなるとビックリするほどの映像や演出のものばかりになりましたよね。


私が子供の頃は、どちらかというと外で遊ぶことが大好きで、ゲームをやる時間よりも外で遊んでばかりでした。


最近の子供たちは、自宅に籠ってゲームをしたり動画を観たりして遊ぶことが多いようで、なんだか残念な気持ちです。
#もちろんコロナの影響もある


子供は外で元気に遊んでほしいなと思ってしまうのは、年を重ねたからなんでしょうか。。


話が逸れてしまいました。
今日は、若手社員を中心に素晴らしすぎる取り組みをされている企業との出会いから学ばせて頂いた”文化を創る”取組みについて、私自身の今後の引き出しとするためのメモの回です。


何かしらの商品・サービスを扱っている方にとっては、参考になるかもしれません。

素晴らしすぎる取組みとは

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まずは、私が最高だと感じた取組みについて紹介します。


私が細かく説明するよりも実際の商品ページを見て頂いたほうが分かりやすいと思うので、ページをのせておきます。


どうですか?
めっっっちゃ良いと思いません!?


この企業は、もともと印刷業をメインとする地方の印刷屋さんです。


取引先には日本全国の酒蔵や、酒屋さんが多く、日本酒のラベルデザインなどを通して、”日本酒”の文化を広げることに力を入れていました。


けれど、皆さんもご存知の通り、昨年からのコロナウイルスの影響で、酒を扱う飲食店が軒並み業績悪化。


当然ですが、飲食店に酒を提供していた酒蔵や酒屋さんも大打撃を受けています。


もちろんこの印刷会社も大きく業績を落とし、事業そのものをどうしていくのか悩んでいました。


そんな中で、生み出されたのがこの「神様、日本酒でございます」のカードゲームでした。


しかも、このカードゲームはキャラクターデザインも、ストーリーもゲームの遊び方もこの会社オリジナル。


若手社員が会社の未来のために”楽しみながら”創り上げたものなんです。


会社が苦しい中、若手が中心となって会社の未来に繋がるような商品作りに立ち上がるという、泣けるストーリーもさることながら、この商品の完成度や創り上げようとしている世界観がステキすぎる。


この取組みは、本当に他の会社でも応用してもらいたいと思っています。

カードゲームが創る世界

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なぜ、このカードゲームがそんなに素晴らしいと感じているのか、その理由を説明します。


ルールを読んで頂ければ分かるかもしれませんが、このカードゲームは世界の神様について知ることができるのはもちろん、『日本酒』について知ることができるように作られています。


吟醸酒、純米酒、本醸造酒という基本的な3つの違いを知れるのはもちろん、材料や製法などを理解すればするほどゲームに勝てるような作り。


お酒が1滴も飲めない私が言うのもなんですが、日本酒の違いを正しく理解している人は恐らく一握りだと思います。


つまり、大人ですら理解しきれていないものを”ゲーム”を通して楽しく学ぶ。


しかも、しばらくは卓飲みが増えることが予想される中で、自宅でこのゲームを楽しみながら日本酒を楽しんでいる様子が目に浮かびます。


カードゲームというツールを活用して、大人も子供も楽しみながら日本酒について学べる。


『文化を創る』という意味では、これ以上の商品は無いと思いませんか?


さらにここで、思い出してほしいのは、この会社が『印刷会社』であるということ。


日本酒の販売元ではないんです。


このカードゲームが広がることで、日本酒のファンが増えれば、得をするのは、この会社の取引先である酒蔵や酒屋さんです。


さて、このカードゲームを活用して日本酒文化を広げることに成功した時、皆さんが酒蔵や酒屋さんを経営していたとしたら、どの会社に自社商品のラベルを依頼したいでしょうか。


自社の利益のためだけではなく、
関わる業界や関わる取引先を盛り上げるためのカードゲームという商品。
文化を創っていくカードゲームという商品。


こんなに素敵な取組みから、学ばないわけにはいかないですよね。


もちろん、販売開始直後から注文が殺到し、1か月で500セット以上売れているそうです。


気になる方は手に取って、日本酒を学びながら楽しんでみて下さいね!

それでは、また明日!

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