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勇敢と無謀<219/1000>

【ラジオ体操522日目】
『ニコチンレス生活243日目』

こんばんは。
勇敢と無謀は違うと言われるけれど、結果が出るまではどたらなのか判断できないと思うコマリストです。


今日は『前例が無いのは無謀なのか』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんの周りには、”アイツは無謀だなぁ”と思う人がいたりするでしょうか。


私は80歳になるまでは挑戦者でいようと考えているので、無謀だと言われるのが嬉しかったりします。


挑戦と失敗を繰り返し、大きな成果を残した人を「成功者」と呼び、羨望の目を向けられたりします。


そして、そんな人達には成果が出ていないのに挑戦を続けている期間があります。


その期間の挑戦のことを周りの人達は『勇敢』だと言ったりします。


では、無謀と勇敢を分ける基準は何なのでしょう。


今日は、挑戦者であり続けるために、周りの声とどう向き合うべきなのかというお話です。


正解が無い話なので、今の時点での自分の考えの整理です。

周りの声

人と違うことに挑戦していると、周りから色んな声が飛んできます。


挑戦を応援する声はもちろん、良かれと思って挑戦を止めようとする声もある。


何も成果が出てない内は、どちらかというとバカなことはやめた方が良いといった声が多い。


少し成果が出始めると、賞賛の声と嫉妬の声と足止めの声が混ざります。


そして、さらにその先に進むと、それらの声はますます大きくなって、しばらく連絡のなかった人からも声がかかります。


ここから先は私自身がまだ経験したことがない領域なので、周りの声がどう変わるのか分かりません。


皆さん自身が挑戦者だったとして、こういった周りの声とどう向き合いますか?


かつて、共に会社を運営していた役員の1人がこんなことを言っていました。


『周りの声にはいちいち反応しないし、何かを教えてあげることもしない。』

『彼らが気付かず、彼らが変わらないから俺は稼ぐことが出来る』


この言葉に、当時の私は違和感しか感じなかったし、それは今でも変わりません。


確かに、彼は稼ぐという点において、私よりも優れていたと思います。


なので、稼ぐことだけを考えれば、彼の言うことは正しいのかもしれません。


それでも私は、周りの声に耳を傾けながら、その都度判断しながら進んでいきたい。


ちなみに、この役員とは、会社を解散してから今まで、一切連絡を取り合っていません。


彼が今どこで何をしているのか、あまり興味もありませんが、離れたことは正解だったと思っています。

勇敢と無謀

さて、冒頭の問いに戻ります。


挑戦者がやっている行為が「勇敢」なのか「無謀」なのかをどうやって決めるのか。


これについては、結果が出るまで決められないというのが正解だと思っています。


挑戦の度合いが大きくなるほど、その挑戦には前例が少なくなっていきます。


前人未到の挑戦に至っては、前例がひとつもないという状態です。


で、この前例がないという状態の時、挑戦者に対して周りの目は冷たく、その挑戦を無謀だと笑います。


それでもそんな声に負けずに、挑戦し続けた結果、成功を掴み取った人がいたから、様々な産業で進歩があったのも事実です。


ライト兄弟なんかは、その最たる例で、お金も人脈も設備も知識も圧倒的に足りない中でも、有人飛行を成し遂げました。


あの成功があったからこそ、その先に現代の飛行機があるんです。


当時のライト兄弟を見て、周りの目は冷ややかだったことが容易に想像できるし、間違いなく無謀だと言われていたと思います。


けれど、実際に有人飛行を成し遂げた時、周りは彼らの勇敢さを称えたと思います。


つまり、「勇敢」か「無謀」を結果が出る前に判断することは無理なんだと思います。


それなのに、結果が出る前からあなたの挑戦に『無謀』だと言ってくる人がいる。


これは、決してあなたのことが嫌いだから言っている訳では無いと思います。


本人としては、良かれと思って言っているはず。


あなたのことを本気で思って言ってくれているはず。


だからこそ、そんな言葉をかけられた時にはムキになって反論するのでは無く、爽やかな笑顔で「ありがとう😊」と返してほしい。


きっと、何かしらの成果を得られた時には、彼は心から喜んでくれるし、もしかしたら力を貸してくれるかもしれません。


諦めずに最後までやり抜いた時、その挑戦が勇敢だったのか無謀だったのかを「自分が」判断すればいい。


こう考えておけば、周りからの声を受け止めつつ、自分で判断して進むことが出来るはずです。

 

そして、逆にあなたの周りに挑戦を続けている人がいたら、ぜひ応援してあげて欲しい。


「すごいですね!」
「頑張ってますね!」


こんな稚拙な言葉だけでも、きっと救われた気分になれるし、前を向いて進む力になると思います。


私は挑戦者であると同時に、応援者でありたい。


共感してくれる人がいたら嬉しいです。

じゃ、またね!

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