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罪を刻む<539/1000>

【ラジオ体操840日目】
【ニコチンレス生活561日目】

こんにちは。
世間がゴールデンウィークを楽しんでいる中で、個人的にはブラックどころか血みどろの休暇を過ごしたので、5月が半分終わったことに今になって気が付いて焦っているコマリストです。


昨日、1週間ぶりに大好きでたまらない息子に会ってきました。


私の不貞行為によって、家族がバラバラになってしまったとはいえ、息子の父親が私であるということは絶対に変わらないし、誰よりも愛してくれる最高の父親でありたいという気持ちに一切の曇りはありません。


今回のことで、たった1週間かもしれませんが、声を聴けず、愛してるとハグしてあげられず、一緒に遊ぶことができず、私の心は崩壊の一途をたどっていました。


これに加えて、息子が母親に気を使って、『会いたい』と一切言わないけれど体調を崩し、幼稚園に行くことを頑なに拒んでいるという話を聞いていたので、気が気じゃない状態。


会えるということが決まってからは、早く会いたいという気持ちが抑えられずに、ずっとそわそわしていたし、会っている時間を1秒だって無駄にしたりしないと、心に決めていました。


今日は、家族がバラバラに暮らすようになってから1週間ぶりに息子と会って話すことができた昨日の話をしっかりと刻んでおくための回です。


割と重たい内容なので、苦手な方はスルーして下さいね☆

久々の再会

抱っこ

完全に親バカではありますが、我が子は生まれた時から神童なんじゃないかというくらいに賢い息子で、1歳になる前に1~10の数字を理解していました。


10年間子供ができなかった状態で生まれてきた待望の第一子ということもあって、甘やかしすぎたのかもしれませんが、私に似てゴーイングマイウェイなところはご愛嬌。


そんな息子には、私が尊敬する経営者を見習って、毎日毎日寝る前に『生まれてきてくれてありがとう。愛してるよ』と伝え続けてきました。


その甲斐もあってなのか、男の子は絶対にママが一番になると当たり前のように言われる中で、2歳を過ぎたあたりから一番はママとパパだと答えるようになった。
#優劣は無いらしい
#それまではママだった


そんな息子と1週間も顔を合わせなかったのはもちろん今回が初めてのこと。


離れている間、一度として私のことを口に出さなかったと聞いていたので、もしかしたら嫌われてしまったかなとも思っていました。


ところが、いざ顔を見ると、テンションが壊れたんじゃないかというくらいに喜んでくれて、そこから数時間はずっと私にくっついて離れない。


「とと、大好きだよ~!」とハグしてくる息子が愛おしくて、何度も泣きそうになるのを抑えながら、ぎゅっと抱き返していました。


今回は、精神的に不安定になっている息子に何があるか分からないからという理由で、妻も同行していたので、久々の親子3人。


合流した場所からほど近い公園で、全力でボール遊びをして滝のような汗を流して、コンビニまで飲み物を買いに走る。


そのあとは、息子が好きなゲームができるショッピングモールへ移動して、二人並んでゲームをして遊び、そのまま食事を済ませました。


息子
『この後はどうするの?ととはいつまで一緒に居られるの?』


何度もそう聞いてくる息子に、「まだまだ一緒にいるから大丈夫だよ」と返す私。


そのあとは、息子が大好きなお風呂に二人で浸かろうと、最寄りの銭湯へ向かいました。

言葉にしていいんだよ

我慢

さすがに男湯に入るわけにもいかないので、この日、初めて男二人きりの時間が訪れる。


服を脱いで、身体を流し、露天風呂に浸かっていたところ、息子からこんな一言がありました。


息子
『ととに会えなくて、寂しかった。』


コマ
「そっか~。ごめんね。だけど、ととに会いたいって、言わなかったって聞いてるよ?」


息子
『うん。今日会えるって、知ってたからね!』


短い会話から、息子が母親に負担をかけないように我慢していたということが伝わってきました。


思わず、泣きそうになりましたが、何とか気持ちを抑えて、こんな会話をしました。


コマ
「会いたいと思った時は、遠慮しないですぐに言っていいからね!ととはどこにいてもすぐに飛んでくるから!」


息子
『けど、仕事忙しいんでしょ?仕事中だったら?』


コマ
「仕事中でも、絶対に飛んでくる。夜になって、寝ちゃってたら、ぎゅーってしに行くからね。」


息子
『うん!わかった!!』


こちらが悲しい顔をしたり、不安そうな顔を見せれば、それは息子にダイレクトに届いてしまうから、一切弱さを見せないこと。


これが、息子と会う時の条件だから、どれだけしんどくても、泣きそうになっても、ポーカーフェイスを貫き通す。


息子と会っていた時間は、午後15時30分から20時の4時間半。


あっという間でした。


私のせいで、息子にこんなにも寂しい思いをさせて、無理をさせてしまっているんだということをあらためて噛み締める時間でした。


大好きな息子にとって、いつまでも、大好きなお父さんでいられるように、これから私がどう生きていくのかが求められている気がしています。


自分自身のメンタルを壊し、今月だけで4~5㌔ほど痩せた私ですが、息子はそれ以上の寂しさと戦っているのかもしれない。


自分自身の罪をしっかりと刻み込むために、記録として生々しすぎる内容を残しておきます。


『正直か』と言わないでね笑

じゃ、またね~!

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