【セレッソ大阪】2戦連続逆転負けと、ファンとして、

2年くらい前にホスト界の帝王・ROLANDにつられてこのチームを応援し始め、遠ざかっていたところから戻ってきた僕がこの2試合についてどう思ったのか、またファンの反応について思うことがあったので書きたいと思う。

2試合連続逆転負け。
これだけ聞くと、「まあそういうことって結構あるよね。」「ナイーブなんじゃない?」って思われるのかもしれない。
ただこれを掘り下げていくと、この惨劇はそんなものではない。
というのは、どちらの試合も圧倒し、チャンスを量産。先制ゴールを叩き込み、試合をモノにしたかと思った後半残り10分。クローザーとして入った選手が波に乗れずにボールをロスト、2点取られて負けるという地獄のような展開がある。

J1・札幌戦について

札幌戦についてはDAZNと契約していないから、見ていない。
ただTwitterでは交代で入ったFW選手が名指しで非難されていたことやスタメン選手が再三のチャンスを決めきれなかったことなどが勝ちを引き寄せられなかったのだなあと感じるところであった。

天皇杯・広島戦について

実はセレッソは札幌戦の前に広島とJ1で激突しており、その時は0−3と粉々に粉砕されリーグ首位に立たれていた。そのこともあって、選手もサポーターも今回ばかりは都リベンジに燃えていた。
前半は終始、セレッソペースで試合が進み、球際もいつも以上に気持ちこもっていたと思うしそういった中で多くのチャンスを作り見事に先制した。
後半に入ると、相手ベンチが交代カードを一斉に切り、ペースが徐々に傾き始めた。
前半から飛ばしている分、垂れてしまう部分はあるわけだから、交代カードを使い「再度ペースを」「試合を決定付けたい」とベンチは思っていたと思う。
点を取ったタガート、アシストをした為田、ライン上で多くの駆け引きを続けた陸次樹、再三サイドを脅かしたマイクが交代したわけだが、こないだ避難されていた選手が出てきて、チャンスが増えたかといえば、微妙。結局、この結果になってしまった。

全体的に

前からしっかり連動したプレスをかけて、ボールを奪い取るという点は90点以上がつくと思います。あれは準備してきたものだったと思うし、チャンスをたくさん作れていたのは良かったと思います。
ただ攻撃パターンが少ない?ように思えて、戦術的な指示はわからないですが、単調にクロスを上げることが多く、攻め切るというよりはセカンドボールに競り合うということが多かった印象でした。
前半はロングボールで左右に振ることができていたし、相手の球際の悪さ、セカンドボールへの執着が薄かったので、ポゼッションは高く保てていてグッドでした。
ただ1試合通して、ジンヒョンを含めたビルドアップにこだわっていた部分があったし、あれだけボールを持てるならハーフウェアより向こうにしっかり押し込んで欲しかったかなと思いました、、。
後半に入って流れが傾いて、交代で入ってきた選手がチャンスを増やすことができなかったり、決め切れなかったのは残念でしたが、それ以上に「スタメン選手があれだけ激しいスプリントをしてプレスをかけていたのに、君たちは—」と思う動きだったのが引っかかっています。前回の試合もあるのでなおさら。
タガートや為田は結果を出していましたし、陸次樹は後半に入ってからの方が、気持ちを見せてくれていたと思うので、交代は決め打ちだったのかもわかりませんがショックでした。

スポーツだから最後は勝ち負けで見てしまうモノですが、それ以上に「気持ち見せてくれ」と。最後の5分で引き分けている状況。後半に入ってきたのにボールをロストしても走らない他人任せなプレーは本当にガッカリというか。ファール覚悟で頑張って背走していた選手もいた中で、なんでそれができないのか。2試合“同じ展開““同じ結果“にはさせないぞって気持ちがないのか。チームで戦うということを理解してほしいかなと思いました。

SNSの反応へ思うこと

チームだから良い時も悪い時もある。そこにいて支えていたいと想う、それがファンであり、サポーターなんじゃないかと。俺らが、俺らの声で勝たせたいそういう想いはないのかな?と、自分に矢印を向けれないサポーターが多いんじゃないの?と感じてしまいました。
勝てないから“解任しろ““契約解除しろ“って言うのは簡単だし、勝ったらオールオッケーで手放しで賞賛なのかというとそれもおかしくて。固有名詞を出して、あいついらない、あいつクビにしろってめちゃくちゃじゃない。ファミリーだと思っているし、シーズンの中でこれから花開いていく選手、今スランプの選手っているわけで。
もちろん見え方によってはハードワークしてないと思うのかもしれんし、あるいはそれがその選手のポテンシャルかもわからない。でもそれもわかってあげようとすること、“頑張れよ“っていってあげることが大切なんじゃないかと思いました。

大阪の街の誇り。誇り高き桜のサポーターだと思っています。
選手や監督、スタッフがそうであるようにサポーターももっと自分に矢印向けて、チームのためにって叫ぶこと、勝たせたい気持ちをスタジアムで表現すること、そこを突き詰めてほしいなと思います! 

Vamos Cerezo!

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