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清夜に響くブルーライン

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恋愛妄想小説です こんな学校生活があったら、を妄想して 私と彼を登場人物にして書いてます。実体験はほぼなくフィクションです。 書きながら展開を考えています。
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#創作大賞2024

清夜に響くブルーライン4曲目

清夜に響くブルーライン4曲目

ただいま~

私はガラガラ扉を開ける。
鈴虫の音が聞こえた。

おかえり!
机には母親と父親が座ってごはんを食べている。今日は素麺だ。

風鈴が風に靡いてチリンと鳴り
エアコンがきいてる居間は涼しい。

夕食を食べたらまた出かけるか。

「学校今どんなかんじ?」
母親に聞かれた。
「文化祭に向けて準備したり、今日席替えがあった!」
私達は夕食を食べながら談笑した。
親とは仲が良い方だと思う。

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清夜に響くブルーライン2曲目

清夜に響くブルーライン2曲目

よし、周りの人と仲良くなっていくぞ!
まずは隣の人に会釈
後ろの子によろしくね!というと
よろしくお願いします!と元気よく可愛い笑顔が目に入った
うわ、可愛い。
うちのクラスにこんな子いたんだ。
目がぱっちりしていて柔らかい雰囲気。
前の子は男の子。肩を叩いたらびっくりしてしまうし、徐々にでいいかな。

国語の授業。
プリントが後ろに回ってきた。
まだ髪型しか見てない前の男の子。
手、綺麗だな。

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清夜に響くブルーライン(妄想小説)1曲目

清夜に響くブルーライン(妄想小説)1曲目

私は軽音部。君はチア部。

二人とも輝くのが好きで
人前で人を笑顔にするのが好きで
似てるなあってずっと思っていた。

私はいつからか君に会うのが楽しみに学校に通うようになっていた。

高校一年生も春が過ぎて
クラスに馴染んできた頃、季節は新緑を越し光輝く太陽にアスファルトの地面がキラキラ光る季節になっていた。

夏を感じた私はスクールカバンからイヤフォンを取り出してMrs.GREEN APPLE

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