マガジンのカバー画像

清夜に響くブルーライン

11
恋愛妄想小説です こんな学校生活があったら、を妄想して 私と彼を登場人物にして書いてます。実体験はほぼなくフィクションです。 書きながら展開を考えています。
運営しているクリエイター

#恋愛小説が好き

清夜に響くブルーライン 9曲目

清夜に響くブルーライン 9曲目

何があったかは聞かない
でも元気づけはしたい

そう思って10分くらいたった気がする

彼が喜ぶこと…ぱっと思い付かなかった
むしろ私がいつも元気をもらってるから

初めて見た笑顔
高く飛び上がる青い空に向かった背中
君の優しい鼓動

私は恋をし始めているんだ
まだ知り尽くせていなくても
知りたいと思うこの気持ちが

彼は勉強してるのだろうか。
あんまり見たら申し訳ない。

そうだ

あのさ、ちょ

もっとみる
清夜に響くブルーライン4曲目

清夜に響くブルーライン4曲目

ただいま~

私はガラガラ扉を開ける。
鈴虫の音が聞こえた。

おかえり!
机には母親と父親が座ってごはんを食べている。今日は素麺だ。

風鈴が風に靡いてチリンと鳴り
エアコンがきいてる居間は涼しい。

夕食を食べたらまた出かけるか。

「学校今どんなかんじ?」
母親に聞かれた。
「文化祭に向けて準備したり、今日席替えがあった!」
私達は夕食を食べながら談笑した。
親とは仲が良い方だと思う。

もっとみる