「見たいもの」について、2018年の自分の問いに、2020年の自分が考えを巡らせてみる。

見たいもの

私たちは、完璧なものを観たいのではなく、真剣に取り組んだ先にある「私とは異なる個性」を観たいのではないだろうか。そもそも完璧ってなんだ。
20181016


noteをはじめるまでは、自分のためだけにメモのような言葉や文章を書きためていました。

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ときどき見返して、再確認したり、自分への問いかけの続きを考えたりしています。

今日はこの「見たいもの」を見返したわけですが、あらためてそうだなぁと思いました。でも、今はこう思うなぁということも浮かんできました。そんなわけで、2018年の問いかけにもう一度考えを巡らせて書いてみます。

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見たいもの

私は、完璧なものを見たいのではなく、誰かが真剣に力を傾けて作り出したり取り出したりした<私とは異なる個性>を見たいのではないだろうか。これが私です、どんっ、と現れたものの中に、「あ、これは自分の中にあるものと似ている」と発見したいのではないだろうか。

完璧かどうかは受け手次第で変わるものだけど、作った人にとっての今の全部は見てみたい。なぜなら、見る側はいつも私の今の全部だから。

遠慮や借り物に包まれていたら、<私とは異なる個性の中にある私との共通点>を発見しにくい。

もちろん、まったく何にも包まれていない裸の何かなんてそう簡単には人に見せてくれないだろうけど、だからこそ余計に、できるだけ包まれていないものを見たいのだと思う。

そして、「こんなに違うのに、同じものがある」とたくさん感じられる人ほど好きになったりするんじゃないかな。

みんなみんな別の人間だから、違うことはいっぱいある。それでも共通する感覚や気持ちがあるんだと感じることは希望だ。

だから私は、上手いとか斬新だとかきちんとしているとかいうこと以上に、深いところから取り出された<私とは異なる個性>を見たいと思うのだろう。

20200518

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さて、また1年半後の私が見たら何と言うでしょうか。

むかし『思考の整理学』(外山滋比古著、筑摩書房)という本を読んだときは、こういったことを紙のノートでやってみたりもしたのですが、ノートをうまく管理しきれず面倒になってやめてしまいました。

今はパソコンのメモ帳がお気に入りです。動作が軽くて簡素なのが良いのですが、難点は「元に戻す」が1回しか効かないということ。Ctr+Zが10回くらい有効だといいのに。。


私にとってnoteはたくさんの個性を見せてもらえる魅力的な場所です。

それでは、またあした。



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