応援していて、とても。

まる

2020/06/16 20:50

名門、青森山田中学、高等学校、明治大学出身。
CITIZEN時計に入社、そして現在はCITIZEN時計を退社しプロの道へ。

板垣先生が『青森山田で最も伸びた選手』とブログ（後編はこちら）で称賛し

試合では会場一杯に轟く雄叫びをあげ、全身全霊、全力で一球一球を撃ち抜く猛き若武者。

（写真はイベント）

しかし一度試合を離れると人懐こい笑みで丁寧なファン対応をしてくださり

会社員時代は自社の時計を着けてプレーし、所属チームや会社、スポンサーさんや卓球関連の企業様への感謝を常にされてて、

卓球界のための宣伝活動やイベント、講習会も熱心、コロナ禍の中で苦境に立っている卓球場や卓球ショップのため『#新型コロナに負けるな卓球場ショップ応援プロジェクト』を立ち上げてツイートや動画で卓球場の魅力を伝えようと尽力されるなど卓球を通じた社会貢献活動など、いつも一生懸命で義理堅く真摯であたたかい人柄。

新型コロナに負けるな卓球場ショップ応援プロジェクト
（神巧也選手のYouTube『JINTAKUチャンネル』より。）

色々イベントなどに行っていても本当に細やかな気配りで子どもさんにもいつも笑顔の素敵な選手。

それが私の応援しているプロ卓球選手、神巧也選手だ。

サービス精神も凄すぎて、所属されてるプロ卓球チーム、T.T彩たまのファンミーティングではこんな姿も見せてくださったりする。控え目に言って最高だ。

T.T兄弟
そこはかとなく似合う

ご自身の試合、T.T彩たまの試合のあとは結果を報告してくださるところも素敵だ。

３月のカタールopの結果報告ツイート

Tリーグ最終戦結果報告ツイート

しかし、もちろん結果を報告してくださるという事は良い結果ばかりではなく、聞いていて辛い結果な事もある。
そして、最近Twitterなどで更新された神選手の小学生~現在までの過去の卓球ストーリー。栄光も挫折も葛藤なども色々伝えてくださってる。

本当に色々、だ。

栄光も、そして、虐めにあった過去、主将になり全国選抜連覇を12、国体連覇を13で止める、個人戦で結果を残しても、プレースタイルがオールフォアで先進的ではない、ジュニア日本代表には縁がなく、劣等感を感じた事、、。（ご本人のTwitterの表現を抜粋させて頂いています。下にInstagramのリンクを貼りました。良かったら、是非全文を。）

正直なところ、読んでいて非常に辛く苦しい。虐められていた話や結果を出しても選出されなかった苦しみなど聞いていて本当に辛い。想像すると苦しい。

そう、色々伝えてくださるからこそ、誠実な方だからこそ、応援していて苦しい気持ちになることも多い。直近でも先の世界卓球選考会、インタビューでボロボロ泣きながら想いを語る姿、また、Tリーグ最終戦でボロボロ泣きながら想いを語る姿、、

その姿に今年一年どれだけ涙しただろうか。きっと会場で共に涙した彩たまファンの友人達も少なからず同じ思いだと思う。

雄叫びを挙げて戦う姿とは対称的に神選手の責任感が強く真面目で繊細な印象が強い選手だけに余計に辛いのだ。

しかし、だ。

これは応援しているものとして、幸せなことでもあるのだ。

昔、神選手から『共に戦ってください』と言って頂いた事がある。これはもしかしたらチームT.T彩たまと共に、だったのかもしれないけど。でも。それでも。

ファンとして良いときに共に喜ぶだけではなく、応援していて、その時の辛さも苦しみもこうやって想いを見せて、伝えてくださることで少しでも共有してもらえるように感じるのは、正にあのときにかけて頂いた言葉『共に戦わせてもらってる』事なのではないのだろうか。

私は単なる一ファンで何の力もなく、応援するしかできないけど、
本当に何にもできないけど、でも。

いいこともわるいことも伝えてくださるからこそ、神選手は応援していて苦しみも大きい選手だ。

でも、だからこそ。

それ以上に嬉しい事や勝利を伝えてくださった時の喜びは大きい。とてつもなく大きい。